マンジャロ(GLP-1)|オンライン診療 在庫あり・送料無料
マンジャロ(糖尿病治療薬)について

マンジャロ(一般名:チルゼパチド)は、GIP(グルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチド)とGLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)の受容体双方に作用するGIP/GLP-1(ジーアイピー/ジーエルピーワン)受容体作動薬という新しい種類の注射薬です。
2022年6月7日にアメリカで発売され、日本では2023年4月18日に発売が開始されました。
GLP-1は、食事摂取後に小腸から分泌されるホルモンで、インスリンの分泌を促進し、グルカゴンの分泌を抑制することで血糖値を下げる働きがあります。
さらに、食欲を抑え、満腹感を持続させてくれる作用もあります。
そのため、GLP-1ダイエットでは、摂取カロリーが自然に減少し、健康的に体重を減少させることが期待できるので、食事管理が難しい人にとっても継続しやすい方法として人気の方法です。
中でもマンジャロは既存のGLP-1受容体作動薬(リベルサス、オゼンピック、ビクトーザ、サクセンダ等)よりも強力なHbA1c改善作用・体重減少作用を有します。
2型糖尿病の治療薬として承認されており、週1回投与の注射薬として処方されています。
特徴/項目 | マンジャロ(チルゼパチド) | オゼンピック(セマグルチド) | リベルサス |
---|---|---|---|
作用機序 | GIP/GLP-1受容体作動薬 | GLP-1受容体作動薬 | GLP-1受容体作動薬 |
投与方法 | 週1回の皮下注射 | 週1回の皮下注射 | 毎日1回の経口服用 |
体重減少効果 | 期待できる | 中程度 | 低〜中程度 |
用量 | 2.5mgから開始し、効果に応じて増量 | 最大1mg | 3mgから14mgまで調整可能 |
適応 | 2型糖尿病※肥満治療は自由診療 | 2型糖尿病※肥満治療は自由診療 | 2型糖尿病※肥満治療は自由診療 |
主な副作用 | 消化器症状吐き気、下痢など | 消化器症状吐き気、下痢など | 消化器症状吐き気、下痢など |
特徴 | GIPの作用により食欲抑制効果が期待できる | GLP-1単独作用 | 唯一の経口GLP-1薬で、注射が苦手な人向け |
- ダイエットが続かずいつも諦めてしまう
- 食事制限や定期的な運動をしても痩せない
- 年齢とともに痩せにくくなってきている
- 糖尿病と肥満を同時に患っている
- 仕事が忙しくて運動不足になってしまっている
※以下、マンジャロ(チルゼパチド)はマンジャロと記す。
※以下、オゼンピック(セマグルチド)はオゼンピックと記す。
マンジャロの作用について

マンジャロ(チルゼパチド)は、GIP/GLP-1受容体作動薬として、2型糖尿病の治療に用いられ、HbA1cの改善と体重減少に優れた効果を示しています。
マンジャロのHbA1c改善効果
マンジャロは、HbA1cの改善において非常に効果的です。
SURPASS-2試験では、マンジャロ5mg、10mg、15mgの用量でそれぞれHbA1cを-2.01%、-2.24%、-2.30%低下させました。

これは、オゼンピック(セマグルチド)1mgの-1.86%と比較して有意に高い効果です。
また、HbA1c値が8.5%を超える患者を対象としたサブグループの解析では、マンジャロ15mgで-3.22%の低下が見られました。
その他にも、添付文書によると、マンジャロは5mg、10mg、15mgの用量でそれぞれ平均6.2kg、8.2kg、10.9kgの体重減少を示しました。
この結果から、プラセボ群の体重増加1.7kgと比較しても効果に期待できることがわかります。
用量 | ベースライン体重 | 40週後の体重変化 |
---|---|---|
5mg | 87.0±21.2 kg | -6.2±0.58 kg |
10mg | 85.7±18.9 kg | -8.2±0.58 kg |
15mg | 85.9±18.5 kg | -10.9±0.59 kg |
プラセボ | 84.4±20.1 kg | +1.7±0.57 kg |
マンジャロの体重減少効果
マンジャロは体重減少にも効果を示しています。

SURPASS-2試験では、マンジャロ5mg、10mg、15mgの用量でそれぞれ平均7.6kg、9.3kg、11.2kgの体重減少が見られました。
これはオゼンピック1mgの5.7kgと比較して有意に高い効果です。
特に、15mgの用量ではオゼンピックの約2倍の体重減少が報告されています。
これらの結果から、マンジャロは糖尿病治療薬としてだけでなく、体重管理にも期待できる薬剤であることが示されています。
SURPASS-2試験は、メトホルミンを投与されている2型糖尿病患者を対象に、マンジャロとオゼンピックの有効性と安全性を比較するために実施されました。試験では、マンジャロがオゼンピックよりも優れたHbA1c低下と体重減少効果を示しています。
マンジャロのオンライン価格 【2025年2月:在庫あり】
様々な効果が見込まれるマンジャロですが、その価格は用量によって異なります。
当院では各mg別に複数のプランをご用意しています。
以下の料金表をご確認ください。
当院の料金プラン
医療薬名 | 回数 | 料金(税込) |
---|---|---|
マンジャロ 2.5mg | 4本(4週分) | 24,031円 〜 25,840円 |
マンジャロ 5mg | 4本(4週分) | 38,558円 〜 41,460円 |
マンジャロ 7.5mg | 4本(4週分) | 53,094円 〜 57,090円 |
マンジャロ 10mg | 4本(4週分) | 67,620円 〜 72,710円 |
マンジャロの使い方と投与方法について
マンジャロは1週間に1回の頻度で使用する自己注射タイプの医薬品です。
毎週同じ曜日・同じ時間帯に投与することで、薬の効果を安定させることができます。
例えば、日曜日の朝に使用した場合は、翌週も日曜日の朝に投与するようにしましょう。
以下では実際のマンジャロを自己注射する場合の手順を詳細に解説しています。
使用手順(準備・投与・保管)

マンジャロのペン型デバイスを箱から取り出します。
マンジャロは冷蔵庫など(2~8℃)で保管することが推奨されていますが、注射前に室温に戻す必要はありません。
マンジャロは、腹部か太ももの外側に自己注射して使用します。
投薬の際は以下のポイントに注意しながら行うようにしてください。
- 毎回違う場所に注射する:同じ部位に繰り返し注射すると皮膚や皮下組織に負担がかかり、炎症や硬くなることがあります。毎回少しずつ場所をずらすようにしましょう。
- 清潔な状態で行う:注射する前に、アルコール消毒綿で皮膚を拭き、汚れや雑菌を取り除いてください。
- ペン型デバイスのキャップを外し、注射する部位に垂直に押し当てます。
- ボタンをしっかり押すと、薬液が自動で注入されます。
- 数秒間(通常10秒程度)押し続けることで、確実に薬が体内に入ります。
※ボタンを押した後すぐに離してしまうと、十分な量が投与されない可能性があるので注意してください。
注射が完了したら、次の点を確認し安全に廃棄処分するようにしてください。
引用:廃棄処理方法
- 針がペンの中に収納されていることを確認しましょう。
- 針が露出している場合は、ケガを防ぐために慎重に取り扱い、適切に処分してください。
- 使用済みのデバイスは、自治体の指示に従って適切に廃棄してください。
マンジャロのオンライン購入と国内在庫について
HbA1cの改善や体重減少に期待できるマンジャロ(Mounjaro)は、多くの方におすすめの治療薬です。
この医薬品は、従来の治療方法に比べて柔軟性が高く、オンライン診療を通じて購入できる仕組みも整っています。
ここでは、マンジャロのオンライン購入の可否や昨今の在庫状況について詳しく解説します。
マンジャロをオンラインで購入できるか
マンジャロは、オンライン診療を通じて購入することができます。
近年、オンライン医療が普及してきたことにより、病院へ足を運ぶことなく、スマートフォンやパソコンを利用して医師の診察を受け、マンジャロを処方してもらう仕組みが整っています。
マンジャロをオンライン診療で処方してもらうことには、以下のような利点があります。
- 利用しやすい
自宅や職場から診察を受けることができ、通院の手間が省けます。 - 発送までが早い
診療後すぐにマンジャロが発送され、数日で受け取ることができます。 - プライバシーの保護
他の患者様と顔を合わせることなく診療を受けられます。
ただし、マンジャロを処方してもらうためには、必ず医師の診察を受ける必要があります。
使用条件や適用基準に基づいて、患者様一人一人の健康状態が確認したのち、処方されます。
国内では入手が困難な場合もある
しかし、現在の日本国内において低用量の流通は進み始めていますが、高用量のマンジャロとなると入手困難な状況が続いています。
特に10 mg以上の製剤は希少で、特定のクリニックのみでしか取り扱っていない状態です。
その背景には、海外での急激な需要増加があります。
元々マンジャロは2022年6月7日にアメリカで発売された新薬ですが、現地マンジャロの薬価が高く、低用量と高用量が同じ価格で販売されているため、10mg以上の高用量はアメリカに優先的に供給される傾向があります。
オンライン診療の予約から配送までの流れ
ONE CLINIC 恵比寿では2.5mgから10mgまで幅広い用量のマンジャロの在庫を確保しています。
また当院ではオンライン診療を行っているため、購入を希望する方は以下の手順をご参考にしてください。
- LINEのメニューの「診察に進む」よりご希望の外来をご選択ください。
- 簡単なアンケートに回答し、診療希望日と時間を選びます。
診療日の確定後、ウェブ上で問診票と基本情報を入力します。
- スマートフォンやパソコンでオンライン診療を行い、必要に応じてマンジャロの処方を行います。
- 決済リンクが記載されたメールが届くため、事前にクレジットカードで決済を行います。
- 処方箋が発行され、通常1~3日以内に自宅へ配送されます。
- 郵便受けでの受け取りも可能で、不在時にも安心して利用できます。
マンジャロを受け取った後は凍結を避け、2〜8℃(冷蔵庫など)で遮光して保管するようにしてください。また、室温で保存する場合は遮光して保管し、21日以内に使用するようにしてください。
※30℃を超える場所では保管しないようご注意ください。
マンジャロの副作用や安全性について

マンジャロはHbA1cの改善や体重減少に期待できますが、副作用もあります。
マンジャロの副作用について
マンジャロ 5 mg (N=470) | マンジャロ 10 mg (N=469) | マンジャロ 15 mg (N=470) | オゼンピック 1 mg(N=469) | |
---|---|---|---|---|
悪心 | 82(17.4) | 90(19.2) | 104(22.1) | 84(17.9) |
下痢 | 62(13.2) | 77(16.4) | 65(13.8) | 54(11.5) |
嘔吐 | 27(5.7) | 40(8.5) | 46(9.8) | 39(8.3) |
消化不良 | 34(7.2) | 29(6.2) | 43(9.1) | 31(6.64) |
食欲減退 | 35(7.4) | 34(7.2) | 42(8.9) | 25(5.3) |
便秘 | 32(6.8) | 21(4.5) | 21(4.5) | 27(5.8) |
腹痛 | 14(3.0) | 21(4.5) | 24(5.1) | 24(5.1) |
全胃腸関連有害事象 | 188(40.0) | 216(46.1) | 211(44.9) | 193(41.2) |
発現例数(発現割合%) |
マンジャロは、主に胃腸関連の副作用を伴います。
マンジャロを投与された患者で最も頻繁に報告された副作用は、悪心、下痢、嘔吐でした。
具体的には、マンジャロ5mg群で悪心が17.4%、下痢が13.2%、嘔吐が5.7%、マンジャロ10mg群で悪心が19.2%、下痢が16.4%、嘔吐が8.5%、マンジャロ15mg群で悪心が22.1%、下痢が13.8%、嘔吐が9.8%と報告されました。
このような胃腸関連の副作用は、GLP-1受容体作動薬に共通するもので、食欲減退や満腹感の増加が体重減少につながっています。
マンジャロの副作用に関してさらに詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
低血糖について
マンジャロ 5 mg(N=470) | マンジャロ 10 mg(N=469) | マンジャロ 15 mg(N=470) | オゼンピック 1 mg(N=469) | |
---|---|---|---|---|
低血糖 | ||||
血糖値<54 mg/dL | 3(0.6) | 1(0.2) | 8(1.7) | 2(0.4) |
重症低血糖 | 1(0.2) | 0 | 1(0.2)a | 0 |
発現例数(発現割合%) |
マンジャロは、2型糖尿病の治療に用いられる薬剤ですが、低血糖のリスクも伴います。
臨床試験では、マンジャロ5mg、10mg、15mgを投与された患者でそれぞれ血糖値54mg/dL未満の低血糖が0.6%、0.2%、1.7%で報告されました。
これはオゼンピック1mgを投与された患者での0.4%と比較して、特に15mgの用量で低血糖のリスクが高まると示されています。
重症低血糖は稀ですが、マンジャロを使用する際には、血糖値に注意して使用するようにしてください。
使用を控えるべき方について
マンジャロは全ての方が使用できるわけではありません。
特に以下のような方は、使用できない場合があります。
- 18歳未満の未成年の方、75歳以上のご高齢の方
- 妊活中・妊娠中・授乳中の方、または妊娠の可能性がある方
- 肝機能障害、重度の腎機能障害、膵炎、胆石症をお持ちの方
- 糖尿病をお持ちの方、低血糖のリスクが高い方(特に糖尿病治療薬を使用している方)
- 摂食障害をお持ちの方
- 過去に腹部の手術を受けたことがある方
- 腸閉塞の既往がある方
よくある質問
マンジャロは保険適用が可能ですか?
マンジャロをダイエット目的で使用する場合は、保険適用されません。
そのため、医療機関でかかる費用は全額自己負担となります。
マンジャロの効果が現れるまでの期間は?
マンジャロの効果は個人差がありますが、注射翌日より食欲抑制効果を感じ、1週間ほどで体重減少が期待できます。
3〜6ヶ月継続して使用することで、効果を期待できます。
マンジャロの効果に関する詳細情報はこちらの記事で解説しています。またマンジャロは本当に痩せるのかに関する解説記事も用意しております。
他の薬とマンジャロは併用して問題ないですか?
マンジャロは他の糖尿病治療薬と併用する場合もありますが、一部の薬剤とは相互作用の可能性があります。
併用する際は必ず医師に相談してください。