マンジャロ(糖尿病治療薬)の効果と副作用を徹底解説!ダイエット使用の危険性もや値段も紹介

マンジャロの効果と副作用を徹底解説!「鬱になる・はげる」は本当?値段やリスクも紹介

「マンジャロでダイエットを始めたいけれど、効果は本当にあるのか、副作用が不安で一歩踏み出せない」という方もいるのではないでしょうか。

マンジャロは、高い減量効果が期待される一方で、「嘔吐」や「腹痛」さらには「急性膵炎といった重篤な副作用の噂を耳にして心配される方も少なくありません。

この記事では、マンジャロの具体的なダイエット効果と、懸念される副作用について詳しく解説します。

効果はいつから実感できるのか、副作用の対処法、費用(値段)や将来的なリスクについても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

※この記事は、消費者庁国民生活センター厚生労働省の発信する情報を基に、作成しています。
「総額表示」の義務付けに則り、税込価格にてご紹介しています。
※本記事で紹介している施術は保険が適用されず、自費診療です。
厚生労働省が掲げる広告に関するガイドラインに則った運用をしています。

目次

糖尿病治療薬として今話題のマンジャロ

マンジャロの特徴と従来の薬との違い

従来の糖尿病治療薬であったオゼンピックはその作用の対象がGLP-1のみだったが、マンジャロはGIP/GLP-1の2受容体に作用するため、より高い効果が期待されています。

まずは内服薬の「リベルサス」から試したい、費用を抑えたい、オゼンピックで効果が不十分だったなど、他の処方薬では期待した効果が得られなかった方が、現在マンジャロの購入を行なっている傾向があります。

臨床試験データに基づく体重減少結果

マンジャロは従来のGLP-1薬よりも高い効果が期待されており、大前提として投与量や生活習慣、個々人の体質などによって異なりますが、これまで多くの方から体重が減少したという報告が上がっています。

また、肥満症患者(糖尿病なし)への投与に関する臨床試験データ*では、以下のような結果が出ておりました。

肥満症患者さん(糖尿病なし)を対象とした海外の臨床試験(SURMOUNT-1試験)※72週間投与

  • マンジャロ5.0mg群:平均マイナス15.0%
  • マンジャロ10.0mg群:平均マイナス19.5%
  • マンジャロ15.0mg群:平均マイナス20.9%

上記はあくまで臨床試験データ(肥満症患者への投薬データ)なため、自由診療でのダイエット目的の場合とは前提が違います。美容目的の場合は、医師と十分に相談したのち、治療するかどうかを判断しましょう。

*参考「SURMOUNT-1試験

マンジャロの効果・作用について

マンジャロとは? なぜダイエット効果が期待できるの?

マンジャロ(チルゼパチド)は、本来は2型糖尿病の治療薬として開発された医薬品です。

しかし、その作用メカニズムが体重減少にも非常に効果的であることから、近年、医療ダイエット(肥満治療)の選択肢としても注目されています。

マンジャロが従来のGLP-1薬(オゼンピックやリベルサスなど)と大きく異なる点は、「GIP」「GLP-1」という2種類のホルモン受容体に同時に作用することです。

以下に、マンジャロが持つ主要な効果(ダイエットの仕組み)について詳しく解説します。

マンジャロの効果①

過剰な食欲を抑える効果

マンジャロの効果の一つは、過剰な食欲を抑制する能力です。

この効果は、主に脳の食欲中枢に作用することで期待できます。

メカニズム
  1. 視床下部の受容体に作用し、食欲を調節するホルモンの分泌を促進する
  2. 満腹感を感じるホルモンであるGLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)の作用を模倣し、増強する
  3. 食事摂取量を減少させる信号を脳に送る

これらの作用により、過食の衝動が抑えられカロリー摂取量が自然に減少します。

この食欲を抑える抑制効果は体重減少の要因となり、血糖値の安定化にも役立ちます。

マンジャロの効果②

満腹感が持続する効果

マンジャロのもう一つの重要な効果は、満腹感の持続時間を延長することです。

この効果により、食事の量が自然に減少し間食の頻度も低下します。

メカニズム
  • 満腹感を伝達するホルモンの作用を増強する
  • 胃の中にあるものの排出を遅らせ、物理的な満腹感を延長する(※次の項目で詳述)
  • 満腹信号の持続時間を延長する

この効果により、少量の食事でも長時間満足感を得られるようになります。

満腹感が持続することは、特に間食や夜食の衝動を抑えることにもつながるため、不必要なカロリー摂取を避けやすくなります。

マンジャロの効果③

脂肪を分解しやすくする効果

マンジャロには、体内の脂肪を分解しやすくする効果があります。

メカニズム
  • 脂肪の分解と蓄積のバランス調整に働きかける
  • 脂肪細胞のホルモン感受性*をサポートする
  • 脂肪がエネルギー利用されやすい状態を促す
  • 脂肪の過剰な蓄積抑制に働きかける

*インスリンなどへの反応性

上記のような作用により、体内に蓄積された脂肪、特に内臓脂肪の減少が促進されます。

内臓脂肪の減少は単に体重減少だけでなく、代謝機能の全体的な改善にもつながります。

マンジャロの効果④

インスリンを働きやすくする効果

マンジャロの重要な効果の一つに、インスリンの働きを改善する作用があります。

これらの作用により、血糖値のコントロールが改善されインスリンの必要量が減少します。

結果として、血糖値を管理しやすくなり、合併症のリスクも低下しやすいです。

また、インスリンの働きが改善することは、脂肪の蓄積を抑制して代謝全体の効率を高めます。

これは体重減少にも貢献し、さらなるインスリン感受性の向上につながる好循環を生み出します。

マンジャロの効果⑤

胃の内容物の排泄を遅らせる効果

マンジャロには、胃の内容物の排泄を遅らせる効果があります。

この作用は、食後の血糖上昇を緩やかにし、長時間の満腹感を維持するのに役立ちます。

(「満腹感が持続する効果」と密接に関連しています)

この効果により、以下のような利点が得られやすいです。

POINT

排泄を遅らせる効果の利点

  • 食後の急激な血糖上昇が抑えられる
  • 長時間の満腹感が維持され、過食が抑制される
  • 消化管での栄養素の吸収が緩やかになり、エネルギーの急激な流入が避けられる

ただし、この効果により、吐き気や胃部不快感を経験する方もいます。

これらの症状は通常時間とともに改善しますが、持続する場合は医師に相談することが重要です。

マンジャロの副作用

マンジャロの副作用とリスク(デメリット)

マンジャロは、2型糖尿病や肥満症の治療に使用される新しい薬剤です。

高い効果が期待される一方で、様々な副作用が報告されています。

副作用の発現には個人差が大きいため、全ての方がこれらの副作用を経験するわけではありませんが、治療を始める前にリスクについてもしっかりと理解しておくことが非常に重要です。

一般的な副作用(消化器症状・その他)

マンジャロの副作用として最も一般的に報告されているのは、吐き気や下痢などの消化器系の症状です。

主な症状には以下のようなものがあります。

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副作用説明
吐き気多くの方が経験する症状で、特に治療開始初期に顕著です
嘔吐吐き気に伴って起こることがあり、脱水に注意が必要です
下痢軽度から中程度の下痢が報告されています
便秘逆に便秘を経験する方もいます
腹痛胃部や腹部の不快感や痛みが生じることがあります
消化不良食後の胸やけや不快感が起こる場合があります

これらの副作用は、多くの場合時間とともに軽減しますが、持続する場合は医師に相談することが重要です。

また、消化器系以外にも、以下のような副作用が報告されています。

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副作用説明
疲労感全身の倦怠感や疲れやすさを感じることがあります。
頭痛軽度から中程度の頭痛が報告されています。
めまい立ちくらみや軽いめまいを経験する方もいます。
食欲減退薬の作用機序により、食欲が著しく低下することがあります。
注射部位反応注射部位の発赤、腫れ、痛みなどが生じる場合があります。
脱毛一時的な脱毛を経験する方もいます。

これらの副作用の多くは軽度から中程度で、時間とともに改善することが多いです。

稀に発症する重篤な副作用

マンジャロでは、頻度は低いものの、重大な副作用が報告されています。

発生した場合は重篤な結果につながる可能性があるため、早期発見と適切な対応が重要です。

以下のような異常を感じた場合は、直ちに医療機関を受診する必要があります。

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重大な副作用主な症状
急性膵炎重度の腹痛、背部痛、吐き気、嘔吐などの症状が現れる可能性があります。
胆石症・胆嚢炎右上腹部の激しい痛み、吐き気や嘔吐、発熱、黄疸(皮膚や目が黄色くなる)など。急速な体重減少が胆石形成を促進する可能性があります。
アナフィラキシー反応重度のアレルギー反応で、呼吸困難、顔面や喉の腫れなどが生じる可能性があります。
低血糖特に他の糖尿病薬と併用する場合に、重度の低血糖(冷や汗、動悸、手の震え)のリスクがあります。(ダイエット目的の単独使用では稀です)
腎機能障害まれに腎機能が悪化する可能性があります。(※次の項目で詳述)
甲状腺腫瘍動物実験(ラット)では甲状腺腫瘍のリスク増加が報告されています(ヒトでの影響は不明)。

副作用が出た場合の対処法

副作用が現れた場合、その種類と程度に応じて適切に対処することが重要です。

軽度の副作用の場合は、経過観察で改善することもありますが、症状が持続したり悪化したりする場合は医師に相談する必要があります。

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副作用対処法の例
吐き気・嘔吐少量ずつ頻繁に食事を取る、脂っこい食事を避ける
下痢水分補給を十分に行う、繊維質の多い食事を控える
便秘水分と食物繊維を十分に摂取する、適度な運動を行う
注射部位の反応注射部位を毎回変える、冷却や保湿を行う

POINT

当院の副作用への対策

当院では、副作用が不安な方や、副作用がお困りの方へ、症状を緩和するために以下のようなお薬を処方しています。

  • 便秘薬(酸化マグネシウム330mg)
  • 吐き気どめ(ナウゼリンOD10mg)

必要な時は、LINEからご連絡ください。

自己判断で投薬を中止せず、必ず医師の指示に従うことが大切です。

マンジャロの効果実感と副作用の発症はいつから?

ここまでマンジャロの効果や発症する副作用について詳細に解説してきました。

しかし、いざ自分がマンジャロの処方を受けるとなった際は、「いつ頃から効果が出始めるのか?」や「副作用はいつ頃から発症し始めるのか」など、自分の身体に起こる変化については事前に知りたい方が多いでしょう。

この章では、マンジャロを処方した後、どのくらいの期間で薬の効果や副作用が発症してくるのかについてお伝えしていきます。

マンジャロの効果実感は2~4週間程度が一つの目安

マンジャロの効果はいつから期待できる?

マンジャロの効果は、使用開始後2〜4週間程度で期待できます。

多くの場合、初期の効果は「食欲の変化」として現れ、空腹感の減少や食事量の自然な減少、間食への欲求低下などを経験することがあります。

体重の変化もこの時期から緩やかに始まることがあります。

ただし、これらの効果は徐々に現れるため、短期間での劇的な変化は現実的ではありません。

POINT

理想の姿になるまで時間がかかる

マンジャロは副作用を抑えるために低用量から開始し、段階的に用量を増やしていきます。

そのため、期待している程度の効果が現れるまでにはさらに時間がかかる場合があります。

効果の持続的な改善は、通常3〜6ヶ月にわたって続きます。

短期間で効果が感じられなくても、医師の指導のもと忍耐強く治療を続けることが重要です。

さらに、マンジャロの効果の現れ方や感じ方には、大きな個人差があります。

これは、個人の体質や開始時の状態や生活習慣などが影響するためです。

POINT

効果の発現に影響を与える要素

  • 体質:代謝率の違い、ホルモンバランスの個人差、遺伝的要因
  • 開始時の状態:初期体重やBMI、既存の健康状態
  • 生活習慣:食事内容、運動量、活動レベル、ストレスレベル

これらの要因により、1〜2週間で顕著な効果を感じる方がいる一方、数ヶ月かかる方もいます。

マンジャロの副作用は治療開始から数日で発症する場合が多い

副作用が現れる時期や続く期間には個人差がありますが、一般的な傾向について理解しておくことが重要です。

▼いつから起こる?

マンジャロの副作用は、治療開始直後から数日程度で現れ始め、2〜4週間でピークを迎えると言われています。

特に消化器系の副作用(吐き気、嘔吐、下痢など)は、投与開始後すぐに発現することがあります。

POINT

副作用の発現には個人差があります

副作用がいつから起こるのかについてもやはり個人差があります。

人によっては、開始後数日で現れることもありますし、2〜4週間経って初めて発現する方もいます。

また、副作用の発現は、投与量の増加時(ステップアップ時)にも起こりやすいです。

マンジャロは通常、低用量から開始し徐々に増量しますが、各段階で新たな副作用が現れたり既存の副作用が強くなったりする可能性があります。

▼いつまで続く?

副作用の持続期間は、症状や個人によって大きく異なります。

POINT

消化器系の症状は2〜4週間がピーク

多くの場合、特に消化器系の副作用は治療開始から2〜4週間程度でピークを迎え、その後体が薬に慣れてくるにつれて、徐々に軽減していく傾向があります。

⇨横にスクロールできます

副作用持続期間説明
吐き気・食欲不振数週間から数ヶ月治療開始から数週間で軽減することが多い。
注射部位の反応数日以内通常、数日以内に消失する。
便秘・下痢治療を続ける限り継続する可能性があり、調整が必要な場合も。

重要なのは、副作用の持続期間には個人差が大きく、投与量の調整や生活習慣の改善によっても軽減できる場合があるということです。

マンジャロの正しい使い方と危険性

マンジャロの正しい使い方と「やめた後」

マンジャロは、医師の指導のもと正しく使用することが非常に重要です。

また、治療をやめた後にどうなるのか(リバウンド)についても、事前に理解しておく必要があります。

週1回決まった曜日に注射

マンジャロは、週に1回、決まった曜日にご自身で皮下注射する薬剤です。

注射部位は、腹部、太もも、または上腕(二の腕の外側)が推奨され、毎回場所をずらして処方することがポイントです。

毎回同じ場所に注射し続けると、その部分の皮膚が硬くなったり(硬結)、赤みや痛みが出たりすることがあります。

これを避けるため、「前回注射した場所から少なくとも2〜3cm離す」ことを意識して、腹部→太もも→上腕といったようにローテーションさせてください。

POINT

副作用を最小限に抑えるための用量調整

マンジャロの副作用を最小限に抑えるためには、適切な用量調整が不可欠です。

  • 低用量から開始
    • 治療は必ず最低用量(2.5mg)から開始します。
  • 段階的に増量
    • 医師の指示に従い、決められた間隔(通常4週間ごと)で増量します。
    • 各段階で副作用の有無や程度を観察し、必要に応じて増量のタイミングを調整します。
  • 自己判断で増量しない
    • 急激な増量は副作用のリスクを高めるため、焦らずに段階的に進めることが重要です。
    • 自己判断で用量を変更せず、必ず医師と相談の上で調整を行ってください。

マンジャロが使用できない人(禁忌)

マンジャロは全ての人が使用できるわけではありません。

以下に該当する方は、マンジャロを使用できません。

マンジャロが使用できない方

  • 18歳未満、75歳以上の方
  • 妊婦、妊活中、授乳中の方
  • 膵炎の既往歴がある方
  • 胆石症、胆嚢炎の既往がある方
  • 甲状腺髄様癌の既往歴がある方、またはその家族歴がある方
  • 腸閉塞の既往がある方
  • 過度のアルコール摂取をされる方 (その他、重度の腎機能障害や肝機能障害がある方、医師が不適当と判断した方)

マンジャロをやめたらどうなる? リバウンドは?

マンジャロの使用を中止すると、その効果(食欲抑制作用など)は徐々に消失します。

多くの場合、食欲が元に戻り体重が再び増加する傾向があります。

また、マンジャロの使用を中止した後にリバウンドが起こる可能性はあります。

これは、GLP-1薬の食欲抑制効果が消失し、以前の食習慣に戻ってしまうことが主な原因です。

POINT

マンジャロは「痩せる習慣」を身につけるサポート

マンジャロは、あくまで「痩せやすい体質を一時的に作り、生活習慣を改善する」ためのサポートツールです。

治療中に身につけた健康的な食習慣(少量の食事で満足する感覚など)や運動習慣を、治療終了後も継続できるかどうかが、リバウンドを防ぐ最も重要な鍵となります。

マンジャロ使用中に習慣化した健康的な生活習慣を継続することで、体重の再増加(リバウンド)を最小限に抑えられる可能性があります。

マンジャロの費用(値段)と安全な入手方法

マンジャロの効果と副作用を理解した上で、次に重要になるのが治療にかかる費用(値段)です。

ここでは、マンジャロの費用がなぜ高額になるのか、一般的な相場、そして安価なオンライン診療や個人輸入に潜む危険性について解説します。

マンジャロの費用はなぜ高い? 1ヶ月いくらかかる?

マンジャロをダイエット(肥満治療)目的で使用する場合、公的医療保険が適用されない「自由診療(自費)」となります。

そのため、費用は全額自己負担となります。

マンジャロは、従来のGLP-1薬(オゼンピックなど)よりも新しい薬剤であり、GIPとGLP-1の2つのホルモンに作用する複雑な構造を持つことなどから、他の薬剤と比較しても費用は高額になる傾向があります。

以下は、自由診療における医療ダイエット(GLP-1)の一般的な費用相場です。

▼主なGLP-1薬の費用相場(1ヶ月あたり)

薬剤名種類投与頻度一般的な費用相場(自費)
マンジャロ注射週1回25,000〜100,000円程度*
オゼンピック注射週1回20,000〜80,000円程度*
リベルサス内服薬毎日1回8,000〜30,000円程度*

*上記はあくまで一般的な相場であり、クリニックによって実際の価格は異なります
*用量によって費用も変わります

このように、長期的に使用する場合、高額な費用が経済的負担となる可能性がある点は治療開始前に考慮すべきデメリットの一つです。

【危険】安すぎるオンライン診療・個人輸入のリスク

インターネット上で、相場より極端に安くマンジャロを販売するオンラインクリニックや、個人輸入を代行するサイトが見受けられますが、これらを利用することには非常に大きな危険が伴います。

安すぎる診療・個人輸入のリスク

  • 偽造薬のリスク
    • 安価な薬剤は、有効成分が含まれていない、あるいは有害な不純物が混入した偽造薬の可能性があります。
    • 重篤な健康被害につながる恐れがあり、絶対に手を出してはいけません。
  • 健康被害のリスク
    • 医師の診察や血液検査なしに投与を開始すると、禁忌(膵炎の既往など、マンジャロを使用してはいけない人)を見逃す恐れがあります。
    • また、重大な副作用(急性膵炎など)が発症しても、適切な対応が受けられず命に関わる危険性があります。

マンジャロは、医師の処方箋が必要な医薬品です。

ご自身の健康を守るため、必ず信頼できる医療機関で医師の診察のもと処方を受けてください。

当院のマンジャロ治療にかかる費用

当院では、マンジャロをはじめとする各種医療ダイエット薬を、適正な価格で処方しております。

費用は全て税込価格で表示しており、オンライン診療にも対応しています。

⇨横にスクロールできます

医療薬名回数料金(税込)
マンジャロ 2.5mg4本(4週分)24,031円〜25,840円
マンジャロ 5.0mg4本(4週分)38,558円〜41,460円
マンジャロ 7.5mg4本(4週分)53,094円〜57,090円
マンジャロ 10mg4本(4週分)67,620円〜72,710円

※通常配送料:350 円|クール便(アルコール綿、注射針 込み):2,000 円
※診察料:1,480円

当院では、定期便の解約手数料はいただいておりません。

治療に関するご相談は、お気軽にお問い合わせください。

マンジャロの効果と副作用に関するよくある質問

以下に、マンジャロの副作用についてよくある質問とその回答をまとめました。

マンジャロの副作用で「鬱病になる」は本当ですか?

鬱病を引き起こす因果関係は医学的に証明されていません。

現時点で、マンジャロの薬剤自体が「うつ病」を引き起こすという直接的な因果関係は、医学的に明確に証明されていません

しかし、一部のGLP-1受容体作動薬において、自殺念慮などの精神症状が報告され、調査が行われた経緯があります。

また、急激な食欲低下や食事制限が一部の方の気分の落ち込み(抑うつ気分)につながる可能性はゼロではありません。

精神疾患の既往がある方や、気分の落ち込みに不安がある方は必ず事前に医師にお伝えください。

マンジャロをやめたらどうなりますか? リバウンドはしますか?

使用を中止すると、その効果(食欲抑制作用など)は徐々に消失します。

多くの場合、食欲が元に戻り体重が再び増加する傾向があります。

また、マンジャロの使用を中止した後にリバウンドが起こる可能性はあります。

これは、GLP-1薬の食欲抑制効果が消失し、以前の食習慣に戻ってしまうことが主な原因です。

POINT

マンジャロは「痩せる習慣」を身につけるサポート

マンジャロは、あくまで「痩せやすい体質を一時的に作り、生活習慣を改善する」ためのサポートツールです。

治療中に身につけた健康的な食習慣(少量の食事で満足する感覚など)や運動習慣を、治療終了後も継続できるかどうかが、リバウンドを防ぐ最も重要な鍵となります。

マンジャロ使用中に習慣化した健康的な生活習慣を継続することで、体重の再増加(リバウンド)を最小限に抑えられる可能性があります。

マンジャロの注射は痛いですか?

注射針は非常に細く短いため、痛みはほとんど感じないかチクッとする程度です。

多くの方が「思ったより痛くなかった」「蚊に刺された程度」と感じられることがほとんどですので、過度に心配する必要はありません。

使用する針は、採血などで一般的に使われる針よりも格段に細い32G〜34Gという規格で、髪の毛ほどの細さとも言われます。

マンジャロの注射を打ち忘れたらどうすればいいですか?

次の投与日まで3日(72時間)以上空いていれば、気づいた時点ですぐに打ちます。

その後は、元の曜日のスケジュールに戻すようにしましょう。

もし次の投与予定日までの間隔が3日(72時間)未満の場合は、忘れた分は投与せず(スキップし)、次の投与予定日に通常通り注射してください

絶対に週に2回注射しないようにしてください。

もし対応に迷った場合は、自己判断せず医師にご相談ください。

ダイエット目的なのになぜ保険適用されないのですか?

マンジャロは「2型糖尿病」の治療薬としてのみ、保険承認されているためです。

現時点(2025年10月)で、日本国内において「肥満症」に対する治療薬としては承認されていません。

そのため、ダイエット(痩身)目的での使用は病気の治療とはみなされず「自由診療(自費)」となります。

これはオゼンピックやリベルサスなども同様です。

マンジャロの使用中にお酒(アルコール)は飲んでもいいですか?

禁止ではありませんが、高カロリーでダイエットを妨げるため、推奨されません。

アルコール(特にビールや日本酒、カクテルなど)は糖質も多く高カロリーであり、食欲を増進させる作用もあるため、ダイエット効果を著しく妨げる可能性があります。

また、過度の飲酒は「急性膵炎」のリスクを高める可能性が指摘されているため、治療中はできるだけ控えるか、嗜む程度にすることをお勧めします。

副作用で筋肉痛になることはありますか?

頻繁ではありませんが、急激な体重減少に伴う二次的な症状として起こる場合があります。

薬剤の直接的な副作用というより、食事量の変化による電解質(ミネラル)バランスの乱れや、急な体重減による姿勢の変化、筋肉量の減少が原因として考えられます。

症状が持続する場合は、他の原因も考えられるため医師にご相談ください。

安定剤や精神科の薬と併用できますか?

一部の飲み薬の吸収を遅らせる可能性があるため、必ず医師への申告が必要です。

マンジャロは胃の動きを遅らせるため、経口薬(飲み薬)の吸収タイミングに影響することがあります。

特に血中濃度を安定させることが重要な薬剤(抗てんかん薬、一部の安定剤、抗うつ薬など)を服用中の場合は、処方元の医師と、当院の医師両方に必ずご相談ください。

まとめ:マンジャロは医師の適切な管理下で安全に使用する

この記事では、マンジャロの具体的なダイエット効果から、吐き気などの一般的な副作用、さらには「鬱になる・はげる」といった懸念されるリスク、費用面に至るまで詳しく解説してきました。

マンジャロは、GIPとGLP-1の2つのホルモンに作用する画期的な薬剤であり、従来のGLP-1薬を上回る高い体重減少効果が期待できます。

しかし、その一方で、消化器症状を中心とした副作用や、急性膵炎などの重篤なリスクもゼロではありません。また、費用が高額であること、治療をやめればリバウンドの可能性があることもしっかりと理解しておく必要があります。

マンジャロは「魔法の痩せ薬」ではなく、医師の適切な診断と管理のもとで正しく使用してこそ、そのメリットを安全に得られる医薬品です。

「副作用が怖くて始められない」
「マンジャロを使用しているが副作用が出ている」
「効果が出ずに悩んでいる」

当院(ONE CLINIC 恵比寿)では、そういったお悩みを持つ方一人ひとりの状態を丁寧に診察し、それぞれの薬の強みを活かして、効果が期待できる体重減少の実現をサポートしております。

副作用が出た場合のサポート体制も整えておりますので、マンジャロを含むGLP-1ダイエットに興味がある方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

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