ダイエットをする上で薬の力を借りるのも選択肢の一つかもしれません。
最近よく聞く「医療ダイエット」や「痩せる薬」。
でも、本当にそんなものがあるのか、あったとして効果はあるのか気になる方は多いのではないでしょうか?
本記事では、そんな痩せる薬やダイエット薬と呼ばれる薬剤について解説していきます。
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治療薬 | マンジャロ 2.5mg マンジャロ 5mg マンジャロ 7.5mg マンジャロ 10mg オゼンピック 2.0mg リベルサス3mg リベルサス7mg リベルサス14mg |
価格 | 7,344~72,710円 GLP-1の料金を見る |
解約について | 定期便はいつでも解約可能 定期便の解約手数料なし |
診察方法 | オンライン診療 詳細を見る |
痩せる薬・ダイエット薬と呼ばれるものとは?

「痩せる薬」や「ダイエット薬」と聞くと、飲むだけで簡単に体重が落ちる魔法のようなものをイメージされるかもしれません。
しかし、実際にはどのようなものなのでしょうか?
本章では、これらの薬の基本的な定義や種類、そしてよく混同されがちなサプリメントとの違いについて、詳しく見ていきましょう。
体重減少を促進するために使用される医薬品
一般的に「痩せる薬」や「ダイエット薬」は、「体重減少を目的として使用される医薬品」のことを指します。
そのため、飲むだけで痩せる薬があるわけではありません。
これらは、食欲を抑えたり、脂肪や糖の吸収を妨げたり、あるいは体の代謝を上げたりといった様々な作用を通じて、体重を減らす手助けをするために開発されたお薬です。
重要なのは、これらが「医薬品」であるという点です。
POINT
医薬品(医療医薬品)とは
医師若しくは歯科医師によって使用され又はこれらの者の処方せん若しくは指示によって使用されることを目的として供給される医薬品をいう。
引用:医療用医薬品と一般用医薬品の比較について|厚生労働省
単なる気休めや食品とは異なり、体に明確な作用を及ぼすことが期待される一方で、副作用のリスクも伴うため、正しい知識を持って適切に使用することが非常に大切になります。
ダイエット薬のカテゴリー分類
体重減少に関連する医薬品は、その入手方法や管理の必要性によって、大きく2つのカテゴリーに分けられます。
医療機関で処方される医療用医薬品
これは、医師の診察を受けた上で、その指示(処方箋)に基づいて薬局で受け取るタイプの薬です。
一般的に「処方薬」とも呼ばれます。
医療用医薬品は、市販薬に比べて効果が高い成分が含まれていることが多いのが特徴です。
そのため、医師が患者様一人ひとりの状態(肥満の程度、持病の有無、他の薬との飲み合わせなど)を診断し、その人に合った薬を、適切な量と期間で処方する必要があります。
効果が高い分、副作用が現れる可能性も市販薬より高くなる傾向があるため、医師や薬剤師による専門的な管理のもとで使用されることが前提となります。
肥満症の治療で保険適用となる薬(特定の条件を満たす場合)や、自由診療で用いられる一部の薬(GLP-1受容体作動薬など)がこれに該当します。
ドラッグストアで購入できる一般用医薬品
こちらは、医師の処方箋がなくても、薬局やドラッグストアなどで自分で選んで購入できる薬です。
一般的に「市販薬」や「OTC医薬品」と呼ばれます。
この中には、さらに「要指導医薬品」と「一般用医薬品」という区分があります。
POINT
▶︎要指導医薬品
その効能及び効果において人体に対する作用が著しくないものであって、薬剤師その他の医
引用:要指導医薬品とは|厚生労働省
薬関係者から提供された情報に基づく需要者の選択により使用されることが目的とされてい
るものであり、かつ、その適正な使用のために薬剤師の対面による情報の提供及び薬学的知
見に基づく指導が行われることが必要なもの
▶︎一般用医薬品
医療用医薬品として取扱われる医薬品以外の医薬品をいう。
引用:医療用医薬品と一般用医薬品の比較について|厚生労働省
すなわち、一般の人が薬局等で購入し、自らの判断で使用する医薬品であって、通常、安全性が確保できる成分の配合によるものが多い。
市販薬は、比較的安全に使用できるように成分量などが調整されていますが、それでも医薬品であることに変わりはありません。
使用上の注意をよく読み、不明な点は薬剤師などに相談することが大切です。
ダイエット薬とダイエットサプリの違い|サプリは痩せる薬ではない
「痩せる」ことを期待して手に取るものとして、「ダイエットサプリメント」もありますが、これはこれまで説明してきた「医薬品」とは全く異なるものです。
両者の違いを正しく理解することは、安全かつ効果的に体重管理を行う上で非常に重要です。
→スクロールできます
ダイエット薬 (医薬品) | ダイエットサプリメント (健康食品) | |
---|---|---|
位置づけ | 薬機法に基づき、有効性と安全性が審査・承認された「医薬品」 | 法律上は「食品」に分類される |
目的 | 病気(肥満症など)の治療や症状改善、予防 | 健康の維持・増進、栄養補給など |
効果の表示 | 科学的根拠に基づき、国が承認した「効能・効果」を表示できる | 「痩せる」「脂肪を燃焼」といった医薬品的な効果を謳うことは法律で禁止されている。「健康維持をサポート」などの表現にとどまる。 |
効果の確実性 | 科学的な臨床試験などで有効性が確認されている(ただし個人差あり) | 効果は限定的、あるいは科学的根拠が不明確な場合が多い。 |
安全性 | 副作用情報が添付文書に明記され、管理されている。国による厳格な品質・安全性基準がある | 医薬品ほどの厳格な安全性試験は義務付けられていない。成分表示が不正確な場合や、予期せぬ健康被害のリスクも。 |
入手方法 | 医師の処方箋が必要(医療用)、または薬剤師の指導が必要な場合がある(要指導・一般用) | 処方箋や専門家の指導は不要。ドラッグストア、通販などで比較的自由に購入可能。 |
このように、「ダイエット薬(医薬品)」と「ダイエットサプリ(食品)」は、期待できる効果、安全性、法的な位置づけにおいて全く異なるものです。
もし、体重管理のために何らかの製品の使用を考えるのであれば、まずはその製品が「医薬品」なのか「食品(サプリメント)」なのかをしっかり確認しましょう。
そして、医学的な効果を期待するのであれば、安易にサプリメントに頼るのではなく、医師や薬剤師に相談し、ご自身の状態に合った「医薬品」を選択肢として検討することをおすすめします。
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ダイエット薬の種類|特徴やメリットを紹介

ダイエット薬と呼ばれるものには、作用の仕方や特徴が異なるいくつかの種類が存在します。
ここでは、代表的な薬の種類について、それぞれの特徴、期待される効果(メリット)、そして注意すべき副作用などを紹介します。
ご自身に合いそうな薬を見つけるための参考にしてください。
GLP-1を模倣して作用する「GLP-1受容体作動薬」
GLP-1受容体作動薬は、もともと2型糖尿病の治療薬として開発されましたが、体重減少効果があることから肥満症治療にも応用されるようになった薬です。
私たちの体には、食事をとると小腸から分泌される「GLP-1」というホルモンがあります。
GLP-1は、脳にある受容体に作用して満腹感をもたらしたり、食欲を抑えたりする働きがあります。
GLP-1受容体作動薬は、このGLP-1と似た働きをするように作られた薬です。
血糖値を下げる作用のほか、食欲を抑制し、胃の内容物がゆっくり排出されるように促すことで、食事の量を減らす効果が期待されます。
- セマグルチド(商品名:ウゴービ®、オゼンピック®)
- チルゼパチド(商品名:マンジャロ®)
- リラグルチド(商品名:ビクトーザ®、サクセンダ®)
- デュラグルチド(商品名:トルリシティ®)
主な副作用として比較的多く見られるのは、吐き気、下痢、便秘、嘔吐、腹痛といった消化器系の症状です。
頭痛や倦怠感を感じる人もいます。
まれですが、注意すべき副作用として急性膵炎(激しい腹痛など)のリスクが指摘されています。
オゼンピック®などのGLP-1受容体作動薬を、美容目的の痩身(いわゆる「医療ダイエット」)で使用するのは、承認された効能・効果以外での使用(適応外使用)にあたりますのでここは注意が必要です。
◼︎未承認医薬品等であることの明示
リベルサス・マンジャロ・オゼンピックは、日本において、2型糖尿病の治療薬として厚生労働省に承認されています。肥満治療目的としては国内では未承認のお薬となります。
◼︎入手経路
国内医薬品卸業者から購入しております。
◼︎同一成分、同一性能の国内承認医薬品の有無
国内で肥満治療の効能・効果で承認されているものはなく、ダイエット目的での使用については保険適応外となります。
◼︎諸外国における安全性等の情報
リベルサス・マンジャロ・オゼンピックと同一成分の注射製剤が、米国の厚生労働省にあたるアメリカ食品医薬品局(FDA)にて肥満治療薬として承認されています。諸外国でも美容・痩身・ダイエット等を目的とした使用は承認されていないため、重大なリスクが明らかになっていない可能性があります。
◼︎医薬品副作用被害救済制度について
万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
余分な糖を排出する「SGLT2阻害剤」
SGLT2阻害剤も、もともとは2型糖尿病の治療薬として開発された薬です。
腎臓には、血液中から尿を作る過程で、体に必要なブドウ糖(糖分)を再吸収する働きがあります。
SGLT2阻害剤は、この再吸収に関わる「SGLT2」という輸送体の働きをブロックしてくれます。
結果として、過剰な糖が尿と一緒に体外へ排出され、血糖値を下げる効果を発揮します。
- ルセオグリフロジン(商品名:ルセフィ®)
- ダパグリフロジン(商品名:フォシーガ®)
- エンパグリフロジン(商品名:ジャディアンス®)
- イプラグリフロジン(商品名:スーグラ®)
主な副作用としては、尿中の糖分が増えるため、尿路感染症(膀胱炎など)のリスクが高まることがあります。
尿量が増えることによる脱水症状や、それに伴うめまい・ふらつきにも注意が必要です。
日本において、SGLT2阻害剤は肥満症や体重減少を目的とした適応は承認されていません。
したがって、ダイエット目的での使用は適応外使用となります。
使用する場合は、期待できる体重減少効果が限定的であること、そして特有の副作用リスク(特に感染症、脱水、ケトアシドーシス)について、医師から十分な説明を受け、理解しておく必要があります。
◼︎未承認医薬品等であることの明示
ルセフィ・カナグル・フォシーガは、日本において、2型糖尿病の治療薬として厚生労働省に承認されています。肥満治療目的としては国内では未承認のお薬となります。
◼︎入手経路
国内医薬品卸業者から購入しております。
◼︎同一成分、同一性能の国内承認医薬品の有無
国内で肥満治療の効能・効果で承認されているものはなく、ダイエット目的での使用については保険適応外となります。
◼︎諸外国における安全性等の情報
ルセフィ・カナグル・フォシーガは、アメリカ食品医薬品局(FDA)において2型糖尿病治療薬として承認されています。諸外国でも美容・痩身・ダイエット等を目的とした使用は承認されていないため、重大なリスクが明らかになっていない可能性があります。
◼︎医薬品副作用被害救済制度について
万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
便から糖分を排出する「ビグアナイド薬」
ビグアナイド薬は2型糖尿病治療における主要な経口血糖降下薬で、医療ダイエットにも使用されています。
この薬剤の特徴は、便から糖分を多く排出することにより、糖質制限効果に期待できるということです。
そのため、食後の血糖上昇が緩和されます。
- メトホルミン
主な副作用としては、消化器症状(下痢)、めまい、同期、発汗過多、脱水症状などが報告されています。
◼︎未承認医薬品等であることの明示
メトホルミンは、日本において、2型糖尿病の治療薬として厚生労働省に承認されています。肥満治療目的としては国内では未承認のお薬となります。
◼︎入手経路
国内医薬品卸業者から購入しております。
◼︎同一成分、同一性能の国内承認医薬品の有無
国内で肥満治療の効能・効果で承認されているものはなく、ダイエット目的での使用については保険適応外となります。
◼︎諸外国における安全性等の情報
メトホルミンは、アメリカ食品医薬品局(FDA)において2型糖尿病治療薬として承認されています。諸外国でも美容・痩身・ダイエット等を目的とした使用は承認されていないため、重大なリスクが明らかになっていない可能性があります。
◼︎医薬品副作用被害救済制度について
万が一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
食欲を抑制する「食欲抑制剤」
食欲抑制剤は、脳に直接働きかけて食欲を抑える薬です。
日本で肥満症治療薬として承認されている食欲抑制剤は、現在「マジンドール」(商品名:サノレックス®)のみです。
脳の視床下部にある食欲中枢に作用し、満腹感を感じやすくさせたり、食欲自体を抑えたりする効果があります。
食欲抑制剤を服用することで、食事の摂取量を減らす手助けとなります。
- マジンドール(商品名:サノレックス®)
主な副作用としては、口の渇き、便秘、睡眠障害(不眠)、頭痛、動悸、血圧上昇などが見られます。
脂肪の吸収を抑える「膵リパーゼ阻害薬」
膵リパーゼ阻害薬は、食事に含まれる脂肪の吸収を抑えることで効果を発揮する薬です。
私たちが食事で摂った脂肪は、消化管の中で「リパーゼ」という酵素によって分解され、体に吸収されます。
膵リパーゼ阻害薬は、このリパーゼの働きを邪魔(阻害)する薬剤です。
その結果、摂取した脂肪の一部が分解・吸収されずに、便と一緒に体の外へ排出されます。
- アライ、ゼニカル
主な副作用としては、便に関するものが特徴的です。
油っぽい便、おならと一緒に油が漏れる、便の回数が増える、急な便意、腹痛、お腹の張りなどが報告されています。
これらの症状は、脂肪分の多い食事を摂ったときに現れやすい傾向があります。
◼︎未承認医薬品等であることの明示
ゼニカルは、日本国内において肥満症に対する治療薬として厚生労働省の承認を受けておらず、未承認医薬品となります。
◼︎同一成分、同一性能の国内承認医薬品の有無
ゼニカルと同一成分(オルリスタット)の国内承認医薬品は現在存在しません。
◼︎諸外国における安全性等の情報
ゼニカルは、アメリカ食品医薬品局(FDA)および欧州医薬品庁(EMA)において肥満治療薬として承認されており、世界的に広く使用されています。ただし、減量目的や美容目的での使用に関しては、国や地域により承認状況が異なるため、全てのリスクが明らかになっていない可能性があります。
◼︎医薬品副作用被害救済制度について
ゼニカルは国内未承認医薬品であるため、万が一重篤な副作用が生じた場合でも、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
代謝を高める「漢方薬」
漢方薬の中にも、肥満症の治療に用いられるものがあります。
漢方薬は、複数の生薬を組み合わせたもので、体全体のバランスを整えることを目指します。
肥満治療に用いられる漢方薬は、単に体重を減らすだけでなく、その人の体質や、便秘、むくみ、のぼせといった症状に合わせて選ばれます。
体質に合えば、体重やお腹周りのサイズの減少、便秘やむくみの改善などが期待できるでしょう。
- 防風通聖散
- 大柴胡湯(だいさいことう)
- 防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)
西洋薬に比べると副作用は穏やかと思われがちですが、胃の不快感、食欲不振、吐き気、下痢などの消化器症状や、発疹、かゆみなどが起こる場合があります。
防風通聖散に含まれる麻黄(まおう)により、動悸、不眠、発汗が多くなることもあります。
漢方薬は、その人の体質に合ったものを選ぶのが重要です。
自己判断せず、漢方に詳しい医師や薬剤師に相談して選んでもらいましょう。
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ダイエット薬はどうやって選べばいい?
たくさんの種類の薬がある中で、自分にはどれが合っているのか、迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
薬を選ぶ際には、ご自身の体の状態や、ダイエットの目的を考慮するのが重要です。
自分の状態に合わせて選ぶ
薬を選ぶ上で最も大切なのは、ご自身の健康状態や肥満の程度に合わせることです。
以下の点をチェックしましょう。
POINT
ダイエット薬の選び方
▶︎アレルギー歴や他の薬との飲み合わせ
薬の成分にアレルギーがあれば使えません。
▶︎肥満の程度(BMIや腹囲)
薬によっては、使用できる人のBMI(肥満度を示す指数)や腹囲に基準があります。
▶︎持病(合併症)の有無
糖尿病、高血圧、脂質異常症などの持病は、薬の選択や保険適用の可否に関わります。
▶︎副作用の許容度
起こりうる副作用を理解し、ご自身の生活や体調で受け入れられるか考えましょう。
上記のようなポイントを確認して、自分に合った薬剤を選ぶようにしましょう。
また、自分での判断が少しでも難しいと感じた場合は、医療機関を受診することをおすすめします。
減量の目的に合わせて選ぶ
ダイエット薬を選ぶ際には、どのような目的で服用するかということも重要なポイントです。
- 減量目標
└ 比較的短期間での減量を目指すなら、医師管理下でGLP-1受容体作動薬などが選択肢になるかもしれません。ゆっくり着実に取り組みたい場合は、漢方薬やアライ®などが考えられます。 - 体重以外の悩み
└ 便秘も改善したいなら防風通聖散 、むくみが気になるなら利尿作用のある漢方薬 など、他の症状も考慮して選ぶことができます。 - 続けやすさ
└ 注射が苦手なら飲み薬を選ぶ、費用面(保険適用か自由診療か)で無理なく続けられる薬を選ぶ、といった視点も大切です。
上記のようなポイントに注目して、自分に合った薬剤を選ぶようにしましょう。
ダイエット薬はどこで入手できる?

ダイエット薬を手に入れる方法は、薬の種類によって異なります。
主に、ドラッグストアなどで市販されているものを購入する方法と、医療機関で医師に処方してもらう方法があります。
ドラッグストアなど市販で入手する方法
処方箋なしで、薬局やドラッグストアで購入できる薬もあります。
これらは大きく「要指導医薬品」と「一般用医薬品」に分けられます。
市販薬は比較的入手しやすいですが、効果は医療用医薬品に比べて穏やかな場合が多いです。
使用上の注意をよく読み、不明な点は専門家や薬剤師に必ず相談しましょう。
医療ダイエットを行う医療機関で入手する方法
より効果の高い薬や、専門的な管理が必要な薬は、医療機関で医師の診察を受けて処方してもらう必要があります。
これらは処方箋医薬品(医療用医薬品)と呼ばれます。
GLP-1受容体作動薬(ウゴービ®、マンジャロ®、オゼンピック®など)、SGLT2阻害剤(ルセフィ®など)、食欲抑制剤(サノレックス®)、漢方薬(防風通聖散など)がこれに該当します。
処方箋医薬品には、保険適用となる場合と自由診療となる場合があります。
美容目的や、保険適用の基準を満たさない軽度の肥満に対する治療、あるいは保険適用外の薬剤(痩身目的でのオゼンピック®やSGLT2阻害剤など)を使用する場合は、自由診療(全額自己負担)となるので、注意が必要です。
ダイエット薬の入手は自宅から受診できるオンライン診療がおすすめ!
最近では、病院に直接行かなくても、スマートフォンやパソコンを使って自宅などから医師の診察を受け、薬を処方してもらえる「オンライン診療」も利用されています。
特に、忙しくてなかなか通院できない方や、近くに専門のクリニックがない方にとって、便利な選択肢となっています。
オンライン診療で入手するメリット
オンライン診療でダイエット薬を入手することには、いくつかのメリットがあります。
POINT
オンライン診療のメリット
- プライバシーへの配慮
└ 他の方と顔を合わせる必要がありません。 - 場所を選ばない
└ 自宅や職場など、好きな場所から診察を受けられます。 - 時間的な制約が少ない
└ 通院にかかる移動時間や待ち時間が不要になります。 - 手軽さ
└ スマートフォンやパソコンがあれば比較的簡単に受診でき、薬も自宅などに配送されます。
このように、様々なメリットがあるため、近くにクリニックがある方でもオンライン診療を選択される方もいます。
オンライン診療で入手する流れ
クリニックによって多少の違いはありますが、当院のオンライン診療の流れは以下のようになります。
当院のLINEよりご予約いただけます。
オンライン上で、症状や病歴などの情報を入力します。
予約時間にビデオ通話や電話で医師の診察を受けます。
医師が処方を判断した場合、オンラインで決済します。
処方された薬が自宅などに配送されます。
手軽で便利なオンライン診療ですが、特に自由診療のダイエット治療では注意も必要です。
国民生活センターには、オンライン診療に関するトラブルの相談も寄せられています。
利用する際には、くれぐれも注意するようにしてください。
医療ダイエット薬をオンラインで処方
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当院で処方しているダイエット薬(医療用医薬品)
当院ではマンジャロなどのGLP-1ダイエット薬をはじめとする、様々な医療ダイエット薬(医療用医薬品)を処方しています。
扱っている治療薬は以下のとおりです。
⇨横にスクロールできます
医療薬名 | 回数 | 料金(税込) |
---|---|---|
マンジャロ 2.5mg | 4本(4週分) | 24,031円〜25,840円 |
マンジャロ 5.0mg | 4本(4週分) | 38,558円〜41,460円 |
マンジャロ 7.5mg | 4本(4週分) | 53,094円〜57,090円 |
マンジャロ 10mg | 4本(4週分) | 67,620円〜72,710円 |
オゼンピック 2.0mg | 1本 | 20,832円〜22,400円 |
リベルサス 3mg | 30錠(30日) | 7,344円〜9,180円 |
リベルサス 7mg | 30錠(30日) | 13,936円〜17,420円 |
リベルサス 14mg | 30錠(30日) | 20,520円〜25,650円 |
ルセフィ5.0mg | 30錠(30日) | 13,464円〜16,830円 |
フォシーガ10mg | 30錠(30日) | 13,936円〜17,420円 |
カナグル100mg | 30錠(30日) | 11,112円〜13,890円 |
メトホルミン500mg | 60錠(30日) | 4,688円〜5,860円 |
防風通聖散 | 60錠(30日) | 5,632円〜7,040円 |
※診察料:1,480円
オンラインで診察を行い、一人一人に合ったダイエット薬を処方しておりますので、お気軽にご相談ください。
ダイエット薬(医療用医薬品)で必ず注意すること
ダイエット薬は、正しく使うことでその効果を発揮しやすくなります。
しかし、薬だけに頼るのではなく、いくつかのポイントを押さえることで、より効果を高め、安全に治療を進めることができます。
正しい服用方法を守る
まず基本となるのは、医師や薬剤師から指示された用法・用量をきちんと守ることです。
以下の点を心がけましょう。
POINT
注意しておきたいポイント
- 決められた量を守る
└ 自己判断で量を増やすのは危険です。副作用のリスクが高まります。 - 決められたタイミングで服用する
└ 食前、食後など、指示されたタイミングを守ることで、薬の効果が安定します。 - 飲み忘れた場合の対処法を確認しておく
└ 事前に医師や薬剤師に確認しておくと安心です。 - 自己判断で中断しない
└ 効果がない、副作用がつらいなどの場合も、必ず医師に相談しましょう。
正しい服用方法を知らないまま服用していると、思うように効果が実感できないこともあります。
そのため、自分が服用する薬剤の服用方法は正しく理解しておくようにしましょう。
生活習慣の改善も併せて行う
ダイエット薬は、あくまで体重管理を「補助する」ものです。
前述したように、飲むだけで痩せる薬はありません。
薬の効果を引き出し、健康的で持続可能な減量を達成するためには、食事や運動といった生活習慣の改善が不可欠であることは必ず理解しておきましょう。
POINT
生活習慣の改善
▶︎食事の見直し
- バランスの取れた食事
- カロリーを管理する
- 食物繊維を意識する
▶︎運動習慣
- 有酸素運動
- 筋力トレーニング
- 日常生活での活動量アップ
薬物療法と生活習慣の改善は、いわば車の両輪です。
両方をバランスよく行うことで、よりスムーズに、そして健康的に目標体重に近づくことができるでしょう。
ダイエット薬(医療用医薬品)についてよくある質問
ダイエット薬について、患者様からよくいただく質問とその回答をまとめました。
ダイエット薬なら当院のオンライン診療まで
この記事では、ダイエット薬の種類、選び方、入手方法、そして安全に効果を得るためのポイントについて解説しました。
体重管理は、見た目の問題だけでなく、様々な生活習慣病の予防や改善にもつながる、健康維持のための重要な取り組みです。
しかし、自己判断での薬の使用や、安易な個人輸入は非常に危険です。
また、サプリメントは医薬品とは異なり、医学的な痩身効果は保証されていません。
もし、ご自身の体重について悩みがあり、医学的なサポートを受けながらダイエットに取り組みたいとお考えでしたら、ぜひ一度、当院にご相談ください。