「マンジャロとウゴービ、どちらが自分に合っているのかわからない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
どちらも注射によって体重減少が期待できる薬として注目されていますが、有効成分や作用機序、減量効果などには明確な違いがあります。
この記事では、マンジャロとウゴービの違いを比較し、それぞれの副作用や選び方のポイントをわかりやすく解説します。
※この記事は、消費者庁や国民生活センター・厚生労働省の発信する情報を基に、作成しています。
※「総額表示」の義務付けに則り、税込価格にてご紹介しています。
※本記事で紹介している治療薬のうち、マンジャロを肥満治療の目的で使用する場合は、国内未承認の適応であるため自由診療となります。ウゴービは肥満症の治療薬として承認されていますが、保険適用には厳格な条件があり、条件を満たさない場合は自由診療となります。
※厚生労働省が掲げる広告に関するガイドラインに則った運用をしています。
マンジャロとウゴービの5つの違い
マンジャロとウゴービは、どちらも週1回の自己注射で体重減少をサポートする薬として注目されています。
マンジャロとウゴービの具体的な違いは、以下のとおりです。
| 項目 | マンジャロ | ウゴービ |
|---|---|---|
| 有効成分 | チルゼパチド | セマグルチド |
| 作用機序 | ・GIPとGLP-1の2つの受容体に作用する「GIP/GLP-1受容体作動薬」 | GLP-1受容体のみに作用する「GLP-1受容体作動薬」 |
| 減量効果 | 日本人が対象の臨床研究*1では、最大容量(15mg)の投与で平均9.46kgの体重減少が確認された | 肥満症患者を対象とした海外の臨床試験*2では、68週間の投与で平均して約15%の体重減少が報告された |
| 保険適用の条件 | ・2型糖尿病の治療薬として承認 ・肥満治療やダイエットを目的とする場合は自由診療(保険適用外) | ・肥満症の治療薬として承認 |
| 使い方 | 週に1回の皮下注射 | 週に1回の皮下注射 |
*2 参考:ウゴービ皮下注添付文書
以下では、2つの薬の特徴を理解するために、5つの違いについて解説します。
有効成分
マンジャロとウゴービの違いの一つが、「有効成分」です。
どちらも血糖値をコントロールし、体重減少を促すホルモンに作用しますが、働きかける受容体が異なります。
以下では、マンジャロとウゴービのそれぞれに含まれる有効成分について解説します。
マンジャロの有効成分
マンジャロの有効成分は「チルゼパチド」*1です。
チルゼパチドは、GIPとGLP-1という2つの消化管ホルモンに作用し、血糖コントロールを改善します。
国内の臨床試験*2では、チルゼパチド2.5mgを週1回4週間、その後5.0mgを週1回8週間投与する試験が行われました。
その結果、投与開始12週後には、インスリンの効きやすさを示す指標である「正常血糖クランプ試験」において、グルコース注入率の変化が確認されています。
*1参考:マンジャロ患者向医薬品ガイド
*2参考:チルゼパチド(マンジャロ)の効果の検討|臨床研究情報ポータルサイト
ウゴービの有効成分
ウゴービの有効成分は「セマグルチド」*です。
セマグルチドはGLP-1受容体作動薬に分類され、脳の満腹中枢に作用して食欲を自然に抑制する効果があります。
セマグルチドは、オゼンピックやリベルサスなどの商品名で2型糖尿病治療薬としても使用されており、ウゴービは肥満症の治療薬として承認されています。
*参考:医療用医薬品 : ウゴービ
作用機序
マンジャロとウゴービは、いずれも働きかけるホルモン受容体が異なります。
それぞれの作用機序の違いは以下のとおりです。
| 項目 | マンジャロ | ウゴービ |
|---|---|---|
| 作用の仕組み | 両受容体に結合して活性化することで、グルコース濃度依存的にインスリン分泌を促進する | GLP-1受容体に結合して、血糖値を下げる働きを高める物質cAMPの分泌を促進する |
| 働くホルモンの数 | 2種類(GLP-1とGIPの両方) | 1種類(GLP-1) |
| インスリン分泌促進効果 | GLP-1とGIPの両方の働きでインスリン分泌がより強力に促される | 血糖値に応じて膵臓からのインスリン分泌を促進する |
*参考:医療用医薬品 : ウゴービ
以下では、マンジャロとウゴービそれぞれの作用機序について詳しく解説します。
マンジャロの作用機序
マンジャロは、GIPとGLP-1の2種類のホルモン受容体に作用する、世界初の持続性GIP/GLP-1受容体作動薬です。
血糖値に応じてインスリン分泌を促す両受容体を活性化し、血糖降下作用を増強します。
さらに、脳の満腹中枢に働き食欲を抑制し、胃の動きを緩やかにして満腹感を持続させることが特徴です。
日本の臨床試験*では、既存のGLP-1製剤と比較して有意に高い血糖低下作用と、52週で最大平均-10.7kgという体重減少効果が報告されています。
ウゴービの作用機序
ウゴービは、GLP-1受容体に作用する肥満症治療薬です。
有効成分のセマグルチドは、食事摂取後に小腸から分泌されるGLP-1ホルモンと類似した働きを持つことが特徴です。
脳の満腹中枢に働きかけて食欲を抑える作用や、胃の内容物の排出を遅らせて満腹感を持続させる作用が認められています。
日本人を含む臨床試験*では、本剤を68週間使用した群において、平均13.2%の体重減少が報告されています。
*参考:ウゴービ皮下注 0.25mg SD、同 0.5mg SD、 同 1.0mg SD、同 1.7mg SD、同 2.4mg SD に関する資料|ノボ ノルディスク ファーマ株式会社
減量効果
マンジャロとウゴービは、効果の現れ方や体重減少の割合には差があるため、それぞれの減量効果の違いも確認しておくことが重要です。
以下では、マンジャロとウゴービの臨床データをもとに、どの程度の体重減少が期待できるのかを詳しく解説します。
マンジャロの減量効果
マンジャロは、海外の臨床試験*1において72週間の投与で平均20%を超える高い体重減少効果が報告されています。
糖尿病ではない肥満症の成人を対象とした臨床試験(SURMOUNT-1試験)では、最大用量(15mg)で平均20.9%の体重減少を達成しました。
日本人を対象とした試験*2でも、用量に応じて平均5.8kgから10.7kgの体重減少が確認されています。
*1参考:Tirzepatide Once Weekly for the Treatment of Obesity|The NEW ENGLAND JOURNAL of MEDICINE
*2参考:マンジャロ添付文書
ウゴービの減量効果
ウゴービは、糖尿病のない肥満の成人を対象とした国際共同臨床試験(STEP1試験)*1で、68週間の投与により平均14.9%の高い体重減少効果が報告されています。
また、日本人を含む東アジア人を対象としたSTEP6試験*2でも、68週間で平均13.2%の体重減少が示されました。
いずれの試験も食事療法や運動療法と併用されており、ウゴービが確かな減量効果を持つことが分かります。
*1参考:Once-Weekly Semaglutide in Adults with Overweight or Obesity|The NEW ENGLAND JOURNAL of MEDICINE
*2参考:ウゴービ皮下注 0.25mg SD、同 0.5mg SD、 同 1.0mg SD、同 1.7mg SD、同 2.4mg SD に関する資料|ノボ ノルディスク ファーマ株式会社
保険適用の条件
マンジャロとウゴービは、保険適用の対象や条件には大きな違いがあります。
| 項目 | マンジャロ | ウゴービ |
|---|---|---|
| 保険適用の対象疾患 | 2型糖尿病 | 肥満症 |
| 主な適用条件 | ・2型糖尿病と診断されていること ・食事療法や運動療法で十分な血糖コントロールが得られないこと ※肥満治療目的では保険適用外 | ・BMIが35kg/m²以上、またはBMIが27kg/m²以上で肥満関連の健康障害を2つ以上有すること ・高血圧、脂質異常症、2型糖尿病のいずれかを有し、6ヶ月以上の生活療法でも効果が不十分な場合 |
*参考:医療用医薬品 : ウゴービ
以下では、マンジャロとウゴービがどのようなケースで保険適用になるのかについて詳しく解説します。
マンジャロの適用条件
マンジャロを肥満治療の目的で使用する場合、現時点では自由診療となり、費用は全額自己負担です。
日本でマンジャロが保険適用となるのは「2型糖尿病」の治療に限られます。
自由診療でマンジャロの処方を受ける場合、その費用は医療機関によって異なり、月々の治療費は数万円から十数万円になることもあります。
ウゴービの適用条件
ウゴービは、特定の条件を満たす「肥満症」の治療において保険適用が認められています。
保険診療の対象となるには、高血圧、脂質異常症、または2型糖尿病のいずれかを有し、6ヶ月以上の食事療法・運動療法で十分な効果が得られないことが前提です。
その上で、以下のいずれかの基準を満たす必要があります。
POINT
ウゴービが保険適用になる条件
- BMIが35kg/m²以上
- BMIが27kg/m²以上で、かつ肥満に関連する健康障害(耐糖能異常、睡眠時無呼吸症候群など)を2つ以上有する
条件に該当しない美容目的や単なる減量目的での使用は保険適用外となり、処方には医師による診断が必須です。
使い方
マンジャロとウゴービの使い方にも、週1回の自己注射という共通点はあるものの、具体的な投与方法・ペンの形式・用量の切り替えタイミングなどには違いがあります。
| 項目 | マンジャロ | ウゴービ |
|---|---|---|
| 注射頻度とタイミング | 週1回、同じ曜日に投与 | 週1回、同じ曜日に投与、食事の有無問わず使用可 |
| 用量の切り替え方法 | 2.5mgから開始し、4週間後に5mgへ増量など段階的に切り替え | 0.25mgから開始し、4週間ごとに用量を上げて、維持量2.4mg程度へ到達 |
| 注射する場所 | 腹部・大腿・上腕などへの皮下注射、注射部位は週ごとにローテーション | 腹部・大腿・上腕などへの皮下注射、注射部位は週ごとにローテーション |
*参考:医療用医薬品 : ウゴービ
以下では、マンジャロとウゴービの使い方について解説します。
マンジャロの使い方
マンジャロは、週に1回自己注射で投与する薬剤です。
投与は毎週決まった曜日に、腹部、太もも、上腕のいずれかの皮下に注射します。
毎回同じ場所を避け、少しずらして打つことが大切です。
ウゴービの使い方
ウゴービは、週に1回、自分で皮下注射を行う肥満症治療薬です。
注入器には「SD」と「MD」の2種類があります。
「SD(シングルドーズ)」は1本で1回使い切りのタイプです。
「MD(マルチプルドーズ)」は1本に4回分の薬液が入っており、使用の都度、自分で針を装着するタイプです。
ただし、用量はあらかじめ設定されているため、用量設定の操作は必要ありません。
どちらのタイプでも週1回の自己注射で得られる効果に大きな違いはありません。
マンジャロとウゴービで起こりうる副作用

マンジャロとウゴービはいずれも、食欲抑制や血糖コントロールに関わるホルモンに作用する薬のため、共通した副作用が見られます。
以下では、マンジャロとウゴービに共通して起こりやすい副作用と、注意すべき重篤な副作用について詳しく解説します。
よくある副作用
マンジャロとウゴービによる、よくある副作用は「胃腸症状」と「注射部位の腫れ」です。
体が薬に慣れるにつれて自然におさまるケースがほとんどであり、適切な対処を行えば日常生活への影響は最小限に抑えられます。
以下では、それぞれの副作用の特徴と注意点を詳しく見ていきましょう。
胃腸症状
マンジャロとウゴービの主な副作用として、吐き気、嘔吐、便秘、下痢などの胃腸症状が報告されています。
胃腸症状は、薬が胃の動きを緩やかにすることで食欲を抑える作用と関連しており、特に治療の初期や用量を増やした際に現れやすい傾向があります。
臨床試験のデータに基づくと、両剤ともに同様の胃腸症状が見られますが、発現率には違いがあります。
| 項目 | マンジャロ*1 (5mg群の場合) | ウゴービ*2 (15mg群の場合) |
|---|---|---|
| 悪心(吐き気) | 11.9% | 15.6% |
| 便秘 | 13.8% | 18.0% |
| 下痢 | 10.1% | 13.1% |
| 食欲減退 | 13.8% | 6.5% |
| 嘔吐 | 9.5%*3 | 8.0% |
*2参考:ウゴービ皮下注1.0mgSD|CareNet
*3本剤2.4mg群108例で報告された副作用
治療を続けることで体が慣れて軽減することが多いですが、症状が重い場合や続く場合は医師への相談が必要です。
注射部位の腫れ
マンジャロとウゴービの副作用として、注射した部位に腫れ、赤み、かゆみ、痛みなどの反応が現れることがあります。
「注射部位反応」と呼ばれ、両剤ともに1~5%未満*の頻度で報告されています。
多くの場合、症状は軽度で数日以内に自然に治まります。
症状を予防・軽減するためには、毎回同じ場所に注射するのを避け、腹部、太もも、上腕など、注射する場所を計画的にローテーションすることが重要です。
*参考:医療用医薬品 : マンジャロ
*参考:医療用医薬品 : ウゴービ
重篤な副作用
まれではありますが、マンジャロやウゴービの使用により重篤な副作用が報告されています。
代表的なものは、急性膵炎、胆嚢炎・胆石症、低血糖、アナフィラキシーなどです。
| 項目 | マンジャロ | ウゴービ |
|---|---|---|
| 急性膵炎 | 0.1% | 0.1% |
| 胆嚢炎・胆石症 | 0.1%未満 | 頻度不明 |
| 低血糖 | 頻度不明 | 頻度不明 |
| アナフィラキシー | 頻度不明 | 頻度不明 |
参考:医療用医薬品 :ウゴービ
いずれも早期に気づくことが重要で、放置すると命に関わるおそれがあります。
以下では、それぞれの症状や特徴、注意すべきサインを詳しく解説します。
急性膵炎
マンジャロとウゴービの重篤な副作用として、急性膵炎が報告されています。
主な初期症状として、嘔吐を伴う持続的で激しい上腹部(みぞおち付近)の痛みや背部痛、発熱、腹部膨満感などが現れる場合があります。
急性膵炎の発症率は、マンジャロで0.1%未満、ウゴービで0.1%*と非常に稀ですが、命に関わる可能性もあるため注意が必要です。
参考:医療用医薬品 : マンジャロ
参考:医療用医薬品 :ウゴービ
胆嚢炎・胆石症
マンジャロやウゴービの重篤な副作用として、胆嚢炎や胆石症が報告されています*。
マンジャロとウゴービで起こりうる急激な体重減少は、胆嚢に負担をかける原因の一つです。
形成された胆石が胆嚢や胆管に詰まると、右上腹部(肋骨の下あたり)に激しい痛みや炎症を引き起こす可能性があります。
発熱や黄疸を伴うこともあり、症状が現れた場合は速やかに医療機関を受診する必要があります。
参考:医療用医薬品 : マンジャロ
参考:医療用医薬品 :ウゴービ
低血糖
マンジャロとウゴービの重篤な副作用として、低血糖が報告されています*。
低血糖は血液中のブドウ糖濃度が異常に低くなる状態で、冷や汗、動悸、ふるえ、強い空腹感などの初期症状から、進行すると意識障害やけいれんを引き起こす危険性があります。
マンジャロやウゴービは、血糖値が高い時にインスリン分泌を促すため、単独使用での低血糖リスクは低いとされています。
しかし、他の糖尿病治療薬と併用すると血糖降下作用が強まり、低血糖のリスクが高まります。
低血糖症状が現れた場合は、速やかにブドウ糖や糖分を含む飲料を摂取し、安静にすることが重要です。
参考:医療用医薬品 : マンジャロ
参考:医療用医薬品 :ウゴービ
アナフィラキシー
マンジャロとウゴービの重篤な副作用として、頻度は不明ですが稀にアナフィラキシーが報告されています*。
アナフィラキシーとは、生命を脅かす可能性のある急性の全身性アレルギー反応です。
主な症状として、全身の発疹やかゆみ、呼吸困難、そして顔・唇・喉の腫れ(血管性浮腫)などが急速に現れます。
症状が現れた場合は直ちに医療機関を受診し、緊急の対応が必要です。
参考:医療用医薬品 : マンジャロ
参考:医療用医薬品 :ウゴービ
マンジャロとウゴービの選び方

マンジャロとウゴービはいずれも体重減少を目的とした治療に使われますが、適している人の条件や期待できる効果は異なります。
以下では、それぞれの薬がどんな人に向いているのかを詳しく解説します。
マンジャロが向いている人
より高い減量効果を優先し、医師の管理下で安全に肥満治療を行いたい方には、自由診療のマンジャロが適しています。
POINT
マンジャロが向いている人
- 食事制限や運動で結果が出なかった人
- 保険適用の要項には当てはまらないが、医師の管理のもとで肥満治療を行いたい人
- 週に1回の皮下注射が可能で、医師の指導のもと自己注射ができそうな環境・意欲のある人
*マンジャロは日本で2型糖尿病治療薬としてのみ承認されています。肥満症治療目的での使用は適応外使用となり、自由診療(全額自己負担)となります。
また、保険適用の肥満症治療薬の厳しい条件には合致しないものの、医学的サポートを求める場合にも有力な選択肢となります。
マンジャロを用いた適応外の肥満治療は自由診療であり、医師の管理のもとで安全に進めることが重要です。
ウゴービが向いている人
保険適用で肥満症治療を希望し、かつ特定の条件を満たす方にウゴービは向いています。
具体的にウゴービが向いている人は、以下のとおりです。
POINT
ウゴービが向いている人
- 高血圧・脂質異常症・2型糖尿病のいずれかに当てはまる人
- 食事療法や運動療法でもダイエット効果が感じられなかった人
*ウゴービは日本で「肥満症」の治療薬として承認されています。ただし、保険適用となるのは、BMIや併存疾患に関する厳格な条件を満たした場合のみです。美容目的や保険適用の条件を満たさない軽度の肥満に対する使用は、適応外であり自由診療となります。
ただし、単なる美容目的のダイエットでは保険適用外となるため注意が必要です。
マンジャロやウゴービを利用する際の注意点

マンジャロやウゴービを利用する際には、効果だけでなく安全に使用するための注意点の確認も重要です。
マンジャロやウゴービを正しく使うには、事前に注意点を把握しておく必要があります。
以下では、各注意点について具体的に解説します。
正しい投与方法で利用する
マンジャロやウゴービを安全かつ効果的に使用するには、定められた投与方法を正しく守ることが重要です。
マンジャロとウゴービはどちらも週に1回、皮下注射で投与します。
毎週決まった曜日に注射することで体内の薬剤濃度が安定し、安定した効果につながります。
ただし、同じ部位への注射は薬の吸収に影響を与える可能性があるため、前回とは少しずらした場所に打つことが推奨されます。
利用できない人がいる
マンジャロやウゴービは、安全に使用するために特定の持病や状態にある方は利用できません。
治療を希望する場合でも、ご自身の健康状態によっては処方されない可能性があるため、事前の確認が重要です。
マンジャロとウゴービを利用できない人は、以下のとおりです。
POINT
マンジャロとウゴービを利用できない人
- 成分に対して過敏症の既往歴のある人
- 糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡又は前昏睡、1型糖尿病の人
- 2型糖尿病を有する患者における重症感染症、手術等の緊急の場合
- 妊娠・授乳中の人
上記以外にも、使用に慎重な判断が必要な場合があるため、必ず医師の診断のもと、使用の可否を判断してもらう必要があります。
薬の量や投与頻度は自己判断で変更しない
マンジャロやウゴービを使用する際は、医師に指示された量と頻度を厳守し、自己判断で変更しないでください。
早く効果を出したいからと量を増やしたり、注射回数を増やしたりすると、吐き気や下痢などの副作用が強く現れる危険性があります。
逆に、自己判断で量を減らしたり中断したりすると、十分な効果が得られない可能性があります。
効果や副作用に不安を感じた場合は、必ず医師に相談し、指示に従いましょう。
マンジャロとウゴービに関するよくある質問
以下に、マンジャロとウゴービについてよくある質問とその回答をまとめました。
当院の医療ダイエットにかかる料金
当院ではマンジャロやリベルサスなどのGLP-1ダイエット薬や内服薬など、あらゆる医療ダイエット薬を処方しています。
当院で取り扱っている治療薬は、以下のとおりです。
⇨横にスクロールできます
| 医療薬名 | 回数 | 料金(税込) |
|---|---|---|
| マンジャロ 2.5mg | 4本(4週分) | 24,031円〜25,840円 |
| マンジャロ 5.0mg | 4本(4週分) | 38,558円〜41,460円 |
| マンジャロ 7.5mg | 4本(4週分) | 53,094円〜57,090円 |
| マンジャロ 10mg | 4本(4週分) | 67,620円〜72,710円 |
| オゼンピック 2.0mg | 1本 | 20,832円〜22,400円 |
| リベルサス 3mg | 30錠(30日) | 7,344円〜9,180円 |
| リベルサス 7mg | 30錠(30日) | 13,936円〜17,420円 |
| リベルサス 14mg | 30錠(30日) | 20,520円〜25,650円 |
| ルセフィ5.0mg | 30錠(30日) | 13,464円〜16,830円 |
| フォシーガ10mg | 30錠(30日) | 13,936円〜17,420円 |
| カナグル100mg | 30錠(30日) | 11,112円〜13,890円 |
| メトホルミン500mg | 60錠(30日) | 4,688円〜5,860円 |
| 防風通聖散 | 60錠(30日) | 5,632円〜7,040円 |
※診察料:1,480円
ダイエットでお困りなら当院のオンライン診療まで
マンジャロとウゴービは、期待できる効果に共通点があるものの、成分・作用・減量効果・保険適用が異なります。
マンジャロとウゴービはどちらも臨床データで高い効果が示されますが、安全に続けるためには医師のサポートが欠かせません。
無理のないペースで取り組みながら、医師に相談して自分に合った方法で健康的な体を目指しましょう。
※自由診療(適応外使用)の場合、国の『医薬品副作用被害救済制度』の対象とならない可能性があります。

