ゼップバウンドとは?効果や副作用・正しい使い方まで徹底解説

ゼップバウンドとは?効果や副作用・正しい使い方まで徹底解説

「運動も食事制限も続けているのに、なかなか体重が減らない…」
「医療の力を使って、効率的に減量したい」

そんな悩みを抱える方の間で、2024年12月に承認された新しい肥満症治療薬「ゼップバウンド」が話題となっています。

従来の治療薬とは異なる作用メカニズムを持ち、週1回の注射で高い減量効果が期待できるとされています。

本記事では、ゼップバウンドの特徴や効果、副作用、保険適用の条件、正しい使用方法まで、詳しく解説していきます。

※この記事は、消費者庁国民生活センター厚生労働省の発信する情報を基に、作成しています。
「総額表示」の義務付けに則り、税込価格にてご紹介しています。
※本記事で紹介している施術は保険が適用されず、自費診療です。

※自由診療(適応外使用)の場合、国の『医薬品副作用被害救済制度』の対象とならない可能性があります。

ONE CLINIC 恵比寿のGLP-1ダイエット
治療薬マンジャロ 2.5mg
マンジャロ 5mg
マンジャロ 7.5mg
マンジャロ 10mg
オゼンピック 2.0mg
リベルサス3mg
リベルサス7mg
リベルサス14mg
価格7,344~72,710円
GLP-1の料金を見る
解約について定期便はいつでも解約可能
定期便の解約手数料なし
診察方法オンライン診療
詳細を見る

医療ダイエット薬をオンラインで処方

\定期便でお得に購入できる/

目次

ゼップバウンドとは?

ゼップバウンドは、イーライリリー社によって開発された、肥満症の治療を目的とする新しい医薬品です。

有効成分「チルゼパチド」を含み、週に1回、患者自身が皮下に注射して使用します。

以下では、ゼップバウンドの具体的な作用機序を解説します。

GIP/GLP-1の二重作用で体重を減少させる

ゼップバウンドは、有効成分「チルゼパチド」が持つ画期的な「二重作用」により、強力に体重を減少させます。

チルゼパチドは、食事の際に消化管から分泌される「GIP」と「GLP-1」という2種類のホルモンの受容体に同時に作用する、世界で初めての薬剤です。

主にGLP-1への作用が脳の食欲中枢に働きかけて食欲を直接抑制し、胃の動きを緩やかにして満腹感を持続させます。*

さらに、GIPへの作用が加わることで、脂肪組織のエネルギー代謝が改善され、脂肪燃焼が促進されます。

2つの作用が相乗効果を生み出し、従来のGLP-1単独の薬剤を上回る高い体重減少効果をもたらすのです。

*参考:ゼップバウンド (チルゼパチド)|イーライリリー

マンジャロやウゴービとの違い

ゼップバウンドと他の薬剤との最も大きな違いは、「有効成分」と国が承認した「使用目的」にあります

特にゼップバウンドは、より強力な体重減少効果が期待できるGIP/GLP-1の二重作用を持つ点が特徴です。

薬剤名有効成分作用機序日本での適応症
ゼップバウンドチルゼパチドGIP/GLP-1受容体作動薬肥満症
ウゴービセマグルチドGLP-1受容体作動薬肥満症
マンジャロチルゼパチドGIP/GLP-1受容体作動薬2型糖尿病

上の表の通り、ゼップバウンドとマンジャロは、どちらも「チルゼパチド」を有効成分とする週1回投与の注射薬です。

しかし、国に承認されている使用目的が異なり、ゼップバウンドは「肥満症」、マンジャロは「2型糖尿病」の治療薬として明確に区別されています。

ウゴービも臨床試験で優れた減量効果が証明されていますが、ゼップバウンドはGIPへの作用が加わることで、さらなる上乗せ効果が期待されています。

ゼップバウンドは体重減量の効果がある

ゼップバウンドは、臨床試験で高い体重減量効果が証明されています。

日本人を対象とした試験(SURMOUNT-J)では、72週間の投与で最大22.7%*の平均体重減少を達成しました。

これは、プラセボ群の-1.7%を大幅に上回る結果です。

また、既存の肥満症治療薬ウゴービとの直接比較試験(SURMOUNT-5)においても、ゼップバウンドがより優れた体重減少効果を示すなど、肥満症治療の新たな選択肢として期待が寄せられています。

*参考:持続性GIP/GLP-1受容体作動薬「ゼップバウンド®」複合的な要因からなる慢性疾患「肥満症」を適応症として国内製造販売承認を取得|田辺三菱製薬

ウゴービより高い効果が確認されている

ゼップバウンドは、直接比較試験において、競合薬のウゴービよりも統計学的に有意に高い体重減少効果が確認されています。

開発元のイーライリリー社が実施した臨床試験「SURMOUNT-5」では、72週間の投与で、ゼップバウンド群の平均体重減少率は20.2%に達しました。*

これは、ウゴービ群の13.7%を大きく上回る結果です。

この優れた効果は、ゼップバウンドが持つGIPとGLP-1への「二重作用」によるものと考えられます。

GLP-1単独で作用するウゴービに対し、2つのホルモン経路を同時に活性化することで、より強力な食欲抑制と代謝改善効果を発揮し、優れた体重減少につながるのです。

*参考:リリーのゼップバウンド(チルゼパチド)ウゴービ(セマグルチド)との直接比較試験において優位性を示す平均の体重減少率は、それぞれ 20.2%と 13.7%|イーライリリー

ゼップバウンドの副作用は?

ゼップバウンドは高い減量効果が期待できる一方で、いくつかの副作用が報告されています。

副作用主な症状
悪心・嘔吐などの消化器症状吐き気、嘔吐、下痢、便秘、腹痛、食欲低下
注射部位反応注射した部位の赤み、腫れ、かゆみ、痛み
低血糖冷や汗、手の震え、動悸、強い空腹感、めまい、意識障害
急性膵炎激しい上腹部痛、背部痛、持続する吐き気・嘔吐
胆嚢炎・胆管炎・胆汁うっ滞性黄疸右上腹部の激しい痛み、発熱、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)
アナフィラキシー全身の発疹、呼吸困難、血圧低下、意識障害
イレウス(腸閉塞)激しい腹痛、嘔吐、腹部の膨満感、排便・排ガスの停止

以下では、よくある副作用と重篤な副作用に分けて、それぞれの特徴を紹介します。

ゼップバウンドのよくある副作用

ゼップバウンドの副作用として最も多く報告されているのは、吐き気や下痢、便秘といった消化器系の症状です。

以下では、特にみられる副作用を詳しく紹介します。

悪心や嘔吐などの消化器症状

ゼップバウンドの最も一般的な副作用は、悪心(吐き気)や嘔吐、下痢、便秘といった消化器症状です。 

これらは、ゼップバウンドが胃の動きを緩やかにする作用の現れであり、特に治療開始時や用量を増やした時に現れやすいですが、多くは一過性で体が薬に慣れるにつれて軽快します。

具体的な症状としては、悪心や嘔吐、下痢、便秘、食欲不振、腹痛*などが報告されています。

POINT

消化器症状を和らげる対処法

  • 食事を工夫する
    一度にたくさん食べず、脂っこい食事を避ける
  • 水分補給を徹底する
    脱水を防ぐため、こまめに水分を摂る

症状がつらい場合は、自己判断せずに医師に相談してください。

吐き気止めなどの対症療法薬の処方や、ゼップバウンドの用量を調整することで、症状の緩和が期待できます。

*参考:ゼップバウンド添付文書|イーライリリー

注射部位反応

ゼップバウンドの注射部位反応は、注射した箇所に起こる一時的な皮膚症状であり、多くは軽度で自然に軽快します。

主な症状として、注射した部分の赤み(紅斑)やかゆみ、痛み、腫れ*などが報告されています。

これらは比較的よく見られる副作用ですが、治療を中止する必要があるほど重篤になることは稀です。

最も効果的な対処法は、毎回注射する場所を変えることです。

腹部や太もも、上腕といった推奨部位を順番に使い、同じ箇所への連続した注射を避けることで、皮膚への刺激が分散され、反応を予防・軽減できます。

万が一、症状がひどい場合や長引く場合は、医師に相談してください。

*参考:ゼップバウンド添付文書|イーライリリー

ゼップバウンドの重篤な副作用

ゼップバウンドは高い効果が期待できる一方、注意すべき重篤な副作用も報告されています。

重篤な副作用は頻度が低いものの、発症すると重篤化する可能性があるため、初期症状に注意が必要です。

低血糖

ゼップバウンドの重大な副作用として、頻度不明ながら「低血糖」が報告されています。 

低血糖とは、血糖値が異常に低くなる状態で、放置すると危険なため、初期症状と対処法を知っておくことが重要です。

主な初期症状として、強い空腹感、冷や汗、動悸、手足の震え、脱力感*などが現れます。

症状を感じたら、我慢せずに速やかにブドウ糖や、糖分を含むジュースなどを摂取してください。

特に、他の糖尿病治療薬を併用している場合や、食事量が少ない時、空腹時の運動後などに起こりやすいため注意が必要です。

意識が朦朧とするなど重症化した場合は、直ちに医療機関を受診してください。

*参考:ゼップバウンド添付文書|イーライリリー

急性膵炎

ゼップバウンドの重篤な副作用として、頻度は0.1%未満と低いものの「急性膵炎」が報告されています。

急性膵炎は、すい臓に急激な炎症が起こる病気であり、迅速な対応が必要です。

主な初期症状として、嘔吐を伴う持続的で激しい腹痛が挙げられ、痛みが背中に響く*こともあります。

これらの症状は、食後やアルコール摂取後に悪化することがあります。

もし、このような症状が現れた場合は、自己判断で様子を見ずに、直ちにゼップバウンドの投与を中止し、速やかに医療機関を受診してください。

急性膵炎と診断された場合、ゼップバウンドの再投与はできません。

特に、過去に膵炎を経験した方は、事前に医師に伝えることが重要です。

*参考:ゼップバウンド添付文書|イーライリリー

胆嚢炎・胆管炎・胆汁うっ滞性黄疸

ゼップバウンドの重篤な副作用として、頻度は低いものの「胆嚢炎・胆管炎・胆汁うっ滞性黄疸」が報告されています。 

胆嚢炎・胆管炎・胆汁うっ滞性黄疸は、胆石や胆汁の流れが悪くなることが原因で起こる病気です。

主な初期症状として、右上腹部の痛み、吐き気、嘔吐、発熱などが現れます。

また、胆汁の流れが滞ることで、皮膚や白目が黄色くなる「黄疸」が見られることもあります。

これらの症状は、ゼップバウンドによる急激な体重減少が胆石を形成しやすくする*ために起こる可能性があります。

もし、腹痛や発熱、黄疸などの症状が現れた場合は、自己判断せずに直ちに医療機関を受診してください。

*参考:ゼップバウンド添付文書|イーライリリー

アナフィラキシー

ゼップバウンドの重篤な副作用として、頻度は不明ですが「アナフィラキシー」が報告されています。 

アナフィラキシーは命に関わる重いアレルギー反応であり、発症した場合は直ちに救急対応が必要です。

主な症状として、全身の発疹やかゆみ、呼吸困難、唇や舌の腫れ(血管性浮腫)、血圧低下、意識障害などが、薬剤投与後すみやかに現れます。

症状が見られた場合は、直ちにゼップバウンドの投与を中止し、速やかに救急車を要請してください。

救急車を待つ間は、患者を仰向けに寝かせて安静を保ち、嘔吐している場合は顔を横に向けるなどの応急処置が重要です。

イレウス

ゼップバウンドの重大な副作用として、頻度は不明ながら「イレウス(腸閉塞)」が報告されています。 

イレウスは腸の動きが悪くなったり、物理的に塞がったりして、食べ物や消化液が腸内に溜まってしまう危険な状態です。

主な初期症状として、高度の便秘、お腹の張り(腹部膨満)、持続する腹痛、嘔吐などが現れます。

これらの症状は、ゼップバウンドの一般的な消化器症状よりも程度が強く、持続するのが特徴です。

もし、このような症状が認められた場合は自己判断で下剤などを服用せず、直ちにゼップバウンドの投与を中止し、速やかに医療機関を受診してください。 

ゼップバウンドの適用条件と費用目安

ゼップバウンドは、美容目的のダイエット薬ではなく、医学的な「肥満症」の治療薬です。

そのため、保険適用には厳しい条件が定められています。

条件を満たせば保険診療が可能ですが、満たさない場合は自費診療となり、費用は高額になります。

以下では、ゼップバウンドの適用条件と費用目安について詳しく解説します。

保険適用を受けるには2つの条件がある

ゼップバウンドの治療を健康保険で受けるには、単に「肥満」であるだけでは不十分で、2つの厳格な条件を満たす「肥満症」と診断される必要があります。

第一に、高血圧、脂質異常症、2型糖尿病のいずれかの治療を受けていることが必須です。

その上で、以下のいずれかを満たす必要があります。

  • BMIが35以上
  • BMIが27以上で、かつ肥満に関連する他の健康障害(睡眠時無呼吸症候群や脂肪肝など)を2つ以上合併している*

これらの条件を満たした場合、医療費の自己負担額は原則3割となります。

*参考:持続性GIP/GLP-1受容体作動薬「ゼップバウンド®」複合的な要因からなる慢性疾患「肥満症」を適応症として国内製造販売承認を取得|田辺三菱製薬

保険適用外は全額自己負担になる

美容目的など保険適用の条件を満たさない場合、ゼップバウンドによる治療は自由診療となり、費用は全額自己負担となります。

ゼップバウンドは2024年12月に肥満症治療薬として承認され、2025年3月に薬価(国が定めた薬剤の価格)が決定しました。

自由診療の場合は治療費は医療機関が独自に設定するため、公定価格である「薬価」に加え、診察料や手技料などがかかります。そのため、月額数万円から十数万円と高額になるのが一般的です。

具体的な金額は、必ず受診する医療機関に直接お問い合わせください。

ゼップバウンドの正しい使い方と治療期間

ゼップバウンドは、週に1回ご自身で皮下注射する治療薬です。

副作用を抑えるため、少量から開始し、医師の指示のもと段階的に増量します。

肥満症は慢性疾患とされ、明確な治療期間はありません。

減量達成後もリバウンドを防ぐため、医師と相談しながら長期的に治療を継続し、体重を管理していくことが重要になります。

週1回自己注射する

ゼップバウンドは、週に1回、自身で皮下に注射する治療薬です。

薬の効果が約1週間持続するように設計されているため、毎週決まった曜日に投与することで、安定した効果が期待できます。

通常、成人に対して週1回の皮下注射で投与され、注射する場所は皮下脂肪の多い腹部、大腿部(太もも)、または上腕部(二の腕)が推奨されています。

毎回同じ場所に注射すると皮膚が硬くなることがあるため、少しずつ場所をずらすのがポイントです。

初めて使用する際は、医師や看護師から正しい注射方法の指導を受け、安全に治療を進めていきましょう。

6ヶ月以上長期継続する

ゼップバウンドによる肥満症治療は、治療開始後3〜4ヶ月で効果を評価し、改善傾向があれば最大72週間(約18ヶ月)*まで継続します

肥満症は高血圧などと同様に継続的な管理が必要な「慢性疾患」であり、薬で食欲や代謝をコントロールし続けることで初めて減量効果が維持されます。

自己判断で中止すると、抑えられていた食欲が元に戻り、体もエネルギーを溜め込みやすい状態になるため、急激なリバウンドを招くリスクが高いです。

減量効果を確実に維持するため、医師の指導のもと治療を継続することが重要です。

*参考:最適使用推進ガイドライン チルゼパチド|PMDA

ゼップバウンドの安全な入手方法

ゼップバウンドは医師の処方が必要な医療用医薬品です。

インターネット通販や個人輸入代行サイトなどで販売されていることがありますが、偽造品や品質が保証されていない可能性があり、深刻な健康被害を招く危険性があります。

以下では、ゼップバウンドを安全に手に入れる手段について詳しく紹介します。

医療機関で診察を受ける

ゼップバウンドを安全に入手する唯一の方法は、必ず医療機関で医師の診察を受け、処方してもらうことです。

保険適用の条件を満たさない場合でも、医師が医学的に必要と判断すれば、自由診療(保険適用外)で処方されることがあります。

ただし、美容目的での使用は国内で承認されておらず、万が一副作用が起きた際に国の救済制度が適用されないリスクがあることを十分にご理解ください。

オンライン診療を受ける

ゼップバウンドを安全に入手する有効な手段として、オンライン診療があります。

通院の手間を省きたい方や、近隣に対応する医療機関がない場合でも、スマートフォンなどを利用して、場所を選ばずに医師の診察と処方を受けられます。

オンライン診療は、予約からビデオ通話による診察、決済、薬の自宅配送までオンラインで完結するのが特徴です。

医師が問診を通じて体質や健康状態を判断し処方するため、個人輸入とは異なり、医薬品の品質と安全性が確保された治療が可能です。

【危険】個人輸入は避ける

ゼップバウンドの個人輸入は、偽薬や予期せぬ健康被害のリスクが高いため絶対に避けるべきです。

海外から個人輸入した製品には、有効成分が全く含まれていない偽薬や、有害な不純物が混入した粗悪品である可能性が指摘されています。*

医師の診察を受けずに自己判断で使用すると、低血糖や急性膵炎といった重篤な副作用が起きても適切に対処できず、命に関わる危険があります。

安全な治療のためには、必ず医療機関で医師の処方を受けてください。

*参考:健康被害などリスクにご注意! 海外からの医薬品の個人輸入|政府広報オンライン

ゼップバウンドを利用する際の注意点

ゼップバウンドを利用する際は、いくつか注意点があります。

適切な使用方法や注意点を気にせずに利用すると、思わぬトラブルにつながる可能性があるため注意が必要です。

以下では、ゼップバウンドを利用する際の注意点について解説します。

ゼップバウンドを使用できない人がいる

ゼップバウンドは、安全に使用できない「禁忌」に該当する人がいます。

POINT

ゼップバウンドを使用できない人

  • 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
  • 糖尿病性ケトアシドーシスの患者
  • 糖尿病性昏睡又は前昏睡の患者
  • 1型糖尿病の患者
  • 2型糖尿病を有する患者における重症感染症、手術等の緊急の場合

参考:医療用医薬品 : ゼップバウンド

これらに該当しない場合でも、膵炎の既往があるなど慎重な判断が必要なケースもあるため、必ず医師に相談してください。

他の治療薬との飲み合わせに注意する

ゼップバウンドを使用する際は、他の薬との飲み合わせに注意が必要です。

本剤が持つ「胃内容物排出遅延作用」により、一緒に服用する薬の吸収が遅れ、効果が変わる可能性があるためです。

特に、経口避妊薬の効果を弱め可能性があったり、血液をサラサラにする薬(ワルファリン等)の作用に影響したりします。

また、他の糖尿病治療薬との併用は重篤な低血糖を招く危険があります。

安全な治療のため、服用中の薬は市販薬やサプリも含め、必ず事前に医師に相談してください。

ゼップバウンドに関するよくある質問

以下に、ゼップバウンドについてよくある質問とその回答をまとめました。

ゼップバウンドとマンジャロは同じ薬ですか?

ゼップバウンドとマンジャロは、有効成分が同じチルゼパチドを含む薬ですが、承認されている用途が異なります。

ゼップバウンドは肥満症の治療薬として、マンジャロは2型糖尿病の治療薬として承認されています。

どちらも週1回の皮下注射で使用する点は共通していますが、適応症が違うため、処方される目的や保険適用の条件も異なる点に注意が必要です。

ゼップバウンドをやめたらリバウンドしますか?

ゼップバウンドの使用を中止すると、体重がリバウンドする可能性が高いとされています。

薬の効果によって抑えられていた食欲が元に戻り、以前の食生活に戻ってしまうことが主な原因です。

中止する際は、医師と相談しながら計画的に減薬していくことをおすすめします。

ゼップバウンドはどこで買えますか?

ゼップバウンドは医療機関での医師の処方が必要な処方箋医薬品のため、ドラッグストアやネット通販では購入できません。

入手するには、肥満症治療を行っている医療機関やクリニックを受診し、医師の診察を受ける必要があります。

通院が難しい場合は、オンライン診療に対応しているクリニックを利用することも可能です。

個人輸入サイトでの購入は偽薬のリスクがあり大変危険ですので、必ず医療機関を通じて入手しましょう。

ゼップバウンドの効果はいつから現れますか?

ゼップバウンドの効果は、投与開始から4週間程度で体重減少が見られ始めることが多いとされています。

ただし、効果の現れ方には個人差があり、最大の効果を得るには数ヶ月の継続投与が必要です。

焦らず長期的な視点で治療を続けることが、確実な減量効果を得るための鍵となります。

ゼップバウンドの自己負担額はいくらですか?

保険適用の条件を満たす場合、ゼップバウンドの自己負担額は薬価の3割負担で月額数千円〜数万円程度となります。

投与量(2.5mg〜15mg)や診察内容によって金額は大きく変動するため、詳細は医師や薬剤師にご確認ください。

当院の医療ダイエットにかかる料金

当院ではマンジャロやリベルサスなどのGLP-1ダイエット薬や内服薬など、あらゆる医療ダイエット薬を処方しています。

当院で取り扱っている治療薬は、以下のとおりです。

⇨横にスクロールできます

医療薬名回数料金(税込)
マンジャロ 2.5mg4本(4週分)24,046円〜25,840円
マンジャロ 5.0mg4本(4週分)38,582円〜41,460円
マンジャロ 7.5mg4本(4週分)53,094円〜57,090円
マンジャロ 10mg4本(4週分)67,620円〜72,710円
オゼンピック 2.0mg1本20,832円〜22,400円
リベルサス 3mg30錠(30日)7,344円〜9,180円
リベルサス 7mg30錠(30日)13,936円〜17,420円
リベルサス 14mg30錠(30日)20,520円〜25,650円
ルセフィ5.0mg30錠(30日)13,464円〜16,830円
フォシーガ10mg30錠(30日)13,936円〜17,420円
カナグル100mg30錠(30日)11,112円〜13,890円
メトホルミン500mg60錠(30日)4,688円〜5,860円
防風通聖散60錠(30日)5,632円〜7,040円
※通常配送料:350 円|クール便(アルコール綿、注射針 込み):2,000 円
※診察料:1,480円

ダイエットでお困りなら当院のオンライン診療まで

ゼップバウンドは、GIP/GLP-1の二重作用により従来の治療薬を上回る減量効果が期待できる新しい肥満症治療薬です。

週1回の注射で体重減少が報告されていますが、消化器症状などの副作用もあるため、必ず医師の指導のもとで使用することが大切です。

保険適用には条件がありますが、自由診療でも処方可能です。

安全で効果的な治療を受けるために、まずは医療機関で相談してみましょう。

LINE

マンジャロ購入は
こちら

目次