医療ダイエットは保険適用される?条件やメニューについて詳しく解説

医療ダイエット 保険適用

「医療ダイエットは保険が使えるの?」
「費用を抑えて医療ダイエットを受けたい」

このような疑問をお持ちの方は多いはずです。

医療ダイエットは美容目的の場合、保険適用外となりますが、肥満症などの健康上の理由がある場合には保険が適用される可能性があります。

医療機関での治療内容や費用は条件によって大きく異なります。

この記事では、医療ダイエットの保険適用の条件や、自由診療のメニューについて詳しく解説します。

※この記事は、消費者庁国民生活センター厚生労働省の発信する情報を基に、作成しています。
「総額表示」の義務付けに則り、税込価格にてご紹介しています。
※本記事で紹介している施術は保険が適用されず、自費診療です。
厚生労働省が掲げる広告に関するガイドラインに則った運用をしています。

ONE CLINIC 恵比寿のGLP-1ダイエット
治療薬マンジャロ 2.5mg
マンジャロ 5mg
マンジャロ 7.5mg
マンジャロ 10mg
オゼンピック 2.0mg
リベルサス3mg
リベルサス7mg
リベルサス14mg
価格7,344~72,710円
GLP-1の料金を見る
解約について定期便はいつでも解約可能
定期便の解約手数料なし
診察方法オンライン診療
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目次

医療ダイエットは保険適用される?

医療ダイエットは保険適用外

医療ダイエットは基本的に保険適用されません。

医療ダイエットの多くは美容目的の治療であり、自由診療として扱われるためです。

医療ダイエットには、GLP-1受容体作動薬による治療や医療機器を用いた脂肪溶解、脂肪冷却などの施術が含まれます。

このような治療は、見た目の改善や美しさの追求を主な目的としているので、保険診療の対象外となるのです。

ただし、BMI35以上の高度肥満や、BMI25以上で糖尿病などの肥満関連疾患を持つ場合には、保険適用される可能性があります。

この場合、治療は美容目的ではなく、健康上の理由による「肥満症」の治療です。

医療ダイエットを検討する際は、まず自身の状態や治療の目的を明確にし、保険適用の可能性について医師に相談することをおすすめします。

医療ダイエットが保険適用される条件

医療ダイエットが保険適用される条件

医療ダイエットの保険適用には、肥満診療ガイドライン2016で定められた基準を満たさないといけません。

肥満症は単なる体重増加ではなく、健康障害を伴う状態を指します。

医師による適切な診断と治療計画のもと、2つの基準のいずれかに該当する場合、保険診療を受けられる可能性があります。

また、保険適用となった場合でも、治療内容や期間によって自己負担額は異なりますので、事前に医療機関での確認が必要です。

BMI35以上の高度肥満に該当する人

高度肥満症の診断基準であるBMI35以上の場合、健康障害を伴うと肥満症として保険診療の対象となります。

まずは、BMIの計算方法と、肥満度がわかる表を見てみましょう。

BMIの計算方法

BMI=体重(kg)÷身長(m

BMI値判定
18.5未満低体重
18.5〜24.9普通体重
25〜29.9肥満(1度)
30〜34.9肥満(2度)
35〜39.9肥満(3度)
40以上肥満(4度)

上記の表からわかる通り、肥満度が3以上になると高度肥満になり、保険が適用されます。

この基準に該当する方は、合併症のリスクが高く、積極的な治療介入が必要とされます。

治療目標は現体重から5~10%の減量です。

また、6ヶ月以上の内科的治療で改善が見られない場合は、減量手術も保険適用の検討対象となります。

BMI25以上で肥満に関連する疾患を有する人

BMIが25〜35の方であっても、肥満に関連する疾患を併発している場合は保険が適用される可能性があります。

具体的な疾患は、以下のようなものです。

POINT

減量が必要な疾患

  • 耐糖能障害(2型糖尿病・耐糖能異常など)
  • 脂質異常症
  • 高血圧
  • 高尿酸血症・痛風
  • 冠動脈疾患:心筋梗塞・狭心症
  • 脳梗塞:脳血栓症・一過性脳虚血発作(TIA)
  • 脂肪肝(非アルコール性脂肪性肝疾患/NAFLD)
  • 月経異常・不妊
  • 睡眠時無呼吸症候群(SAS)・肥満低換気症候群
  • 運動器疾患:変形性関節症(膝・股関節)・変形性脊椎症・手指の変形性関節症
  • 肥満関連腎臓病

これらの疾患は肥満と密接な関係があり、体重減少によって症状の改善が期待できます。

治療では、現体重の3%以上の減量を目標とし、生活習慣の改善と併せて包括的な治療が行われます。

医療ダイエットでなくダイエット外来だと保険診療が可能

医療ダイエットを実施しているクリニックの多くは自由診療専門の医療機関です。

そのため、保険診療を受けることができない場合が多くあります。

一方、一般病院やクリニックの「ダイエット外来」や「肥満外来」では、肥満症の診断基準を満たす場合、保険診療を受けることが可能です。

ダイエット外来では、医師による診察、血液検査、尿検査などの各種検査、栄養指導、運動指導が保険適用の対象となります。

ダイエット外来を受診する際は、事前に保険診療の可否を確認するようにしましょう。

また、保険適用となる場合でも、初診時の検査費用や治療内容によって自己負担額は異なりますので、医療機関に確認することをおすすめします。

ダイエット外来(肥満外来)で保険適用されるメニュー

ダイエット外来では、BMI25以上で健康障害を伴う場合や、BMI35以上の高度肥満の場合に保険診療を受けることができます。

ただし、美容目的の治療は保険適用外となります。

保険診療の場合、食事療法、運動療法、薬物療法などがダイエット外来で保険適用となるメニューです。

以下で、そのメニューについて詳しく見ていきましょう。

治療法保険診療の具体的な内容
食事療法・管理栄養士による栄養指導
・食事記録の指導
・カロリー計算指導
・個別の食事プラン作成
運動療法・理学療法士による運動指導
・有酸素運動の指導
・ストレッチ指導
・自宅でできる運動メニュー
薬物療法・食欲抑制薬(サノレックス)
・漢方薬(防風通聖散)
・GLP-1受容体作動薬(ウゴービ)

食事療法

食事療法は肥満症治療の基本となります。

管理栄養士による専門的な指導のもと、生活スタイルや嗜好に合わせた食事計画が立てられます。

具体的に行われる内容は、以下のようなものです。

POINT

食事指導で行われる内容

  • 適切なカロリー設定
  • 栄養バランスの指導
  • 食事の時間帯や食べ方の指導

食事の記録をつけることで、食習慣の改善点を明確にしながら、治療を進めることができます。

ただし、極端な食事制限は避け、継続可能な食生活の改善を目指します。

保険適用には、医師による肥満症の診断が必要です。

運動療法

運動療法では、医師や理学療法士による適切な運動指導が行われます。

ウォーキングや軽いジョギング、水泳などの有酸素運動を中心に、患者の体力や健康状態に合わせたプログラムが組まれます。

運動療法で行われるのは、以下のような内容です。

運動の種類内容時間目安強度
有酸素運動・ウォーキング
・水中歩行
・エアロバイク
・軽いジョギング
20〜60分/回心拍数が安静時の20〜30%増
筋力トレーニング・スクワット
・腹筋運動
・ダンベル体操
・セラバンド運動
10〜30分/回自体重や軽い重りを使用
ストレッチ・全身のストレッチ
・関節可動域訓練
・バランス運動
10〜15分/回痛くない範囲
日常生活活動・階段使用
・自転車通勤
・掃除・洗濯
・庭仕事
適宜軽度〜中度

運動療法を保険診療で受けるためには、特定の条件を満たす必要があります。

また、継続的に運動を行い、定期的にその経過を確認する必要があります。

薬物療法

薬物療法は、食事療法や運動療法を行っても十分な効果が得られない場合に検討されます。

主に使用される治療薬は以下のとおりです。

分類薬剤名特徴保険適用の条件主な副作用
GLP-1受容体作動薬ウゴービ・週1回の皮下注射
・強力な食欲抑制効果
・平均15%程度の減量効果
・BMI35以上で生活習慣病あり
・BMI27以上で2つ以上の健康障害
・6ヶ月以上の食事運動療法が前提
・胃腸症状
・吐き気
・嘔吐
食欲抑制薬サノレックス・食欲中枢に直接作用
・消化吸収抑制効果
・BMI35以上の高度肥満
・食事運動療法で効果不十分な場合
・不眠
・依存性
・薬物耐性
漢方薬防風通聖散・食欲抑制
・便秘改善
・むくみ解消
・肥満症と診断された場合
・脂肪太りで食欲旺盛な場合
・胃部不快感
・嘔気
・腹痛
糖尿病治療薬メトホルミン・肝臓での糖新生抑制
・筋肉での糖取り込み促進
・食欲抑制効果
・糖尿病を合併する肥満症の場合・下痢
・吐き気
・食欲不振

保険適用される薬剤には、食欲抑制薬のサノレックス(BMI35以上の場合)や、漢方薬の防風通聖散などがあります。

2024年2月には肥満症治療薬「ウゴービ」が発売され、保険適用となりましたが、処方には厳格な条件があります。

薬物療法は、あくまでも補助的な治療なので、生活習慣の改善が基本です。

自由診療のメニュー

医療ダイエットの自由診療のメニュー

保険適用外の医療ダイエットは保険が適用されない分、費用は高額になりますが、短期間で効果を実感できる治療法が選択可能です。

特にGLP-1受容体作動薬による治療や医療機器を用いた治療は、減量効果が期待できます。

ここでは、医療ダイエットの自費診療のメニューを見ていきましょう。

GLP-1受容体作動薬によるダイエット

GLP-1受容体作動薬は、体内のホルモンバランスに作用し、食欲抑制と基礎代謝向上の効果があります。

食事量が自然と減少し、糖質の吸収も抑えられるため、無理なく継続的な減量が可能です。

特に内臓脂肪の減少に貢献し、生活習慣病の予防・改善も期待できます。

また、リバウンドのリスクも比較的低く、長期的な体重管理をサポートします。

代表的なGLP-1受容体作動薬の相場料金は以下のとおりです。

薬剤名投与方法期間料金目安(税込)
マンジャロ週1回注射4週間20,000〜100,000円/月
オゼンピック週1回注射4週間20,000〜30,000円/本
リベルサス毎日服用30日分10,000〜30,0000円/月
サクセンダ毎日注射4週間20,000円/本
※料金は初診料・再診料・検査費用は別途必要です
※効果には個人差があります

当院では、マンジャロやリベルサスをはじめとしたGLP-1受容体作動薬をオンラインで処方しており、ダイエットをサポートしています。

GLP-1受容体作動薬によるダイエットが気になるという方は、以下のボタンよりご相談ください。

医療機器を使用した医療ダイエット

医療ダイエットの自費診療では、医療機器を用いたダイエットも行われています。

医療機器による治療は、ピンポイントで気になる部分にアプローチできます。

脂肪細胞を直接減少させる効果があり、運動や食事制限だけでは難しい部分痩せも可能です。

また、痛みが少なく、ダウンタイムもほとんどないため、仕事や日常生活に支障をきたすことなく治療を継続できます。

特に二の腕や太もも、お腹周りなど、部分的な脂肪の気になる方に向いている治療法です。

医療機器を使用した医療ダイエットの主なメニューは以下のとおりです。

治療法回数料金目安(税込)期待できる効果
クールスカルプティング2〜3回20,000〜50,000円/回施術部位20〜25%減
EMSマシン8〜12回15,000〜30,000円/回筋肉量増加・脂肪燃焼
高周波治療4〜6回20,000〜50,000円/回皮下脂肪の減少
キャビテーション6〜8回15,000〜30,000円/回局所痩せ・セルライト除去
※効果を実感するまでに必要な回数は、個人差があります
※部位や範囲によって料金は変動します

クリニックによっては、複数回の契約で割引が適用されるところもあるので、クリニックの料金表を確認してみましょう。

医療ダイエットをお得に受ける方法

医療ダイエットをお得に受ける方法

医療ダイエットの費用は、クリニックによって大きく異なります。

また、表示価格以外にも様々な費用がかかることがあるので、実際の総額を事前に確認することが大切です。

特に初期費用と継続的にかかる費用を分けて考え、長期的な視点で費用対効果を検討することをおすすめします。

➀料金相場よりも安いクリニックを選ぶ

医療ダイエットの料金は、クリニックの立地や規模、医師の経験などによって異なります。

都心の有名クリニックは広告費や家賃が高額なため、治療費も高くなる傾向があります。

料金を抑えるポイントは以下の通りです。

POINT

料金を抑えるポイント

  • 駅から少し離れた場所にあるクリニックを選ぶ
  • 新規開院したクリニックは比較的料金が抑えめ
  • オンライン診療に対応しているクリニックは通院の交通費も節約可能
  • 複数のクリニックの料金を比較検討する
  • 口コミサイトで実際にかかった費用の情報を収集する
  • 無料カウンセリングを活用して詳細な費用を確認する

ただし、単に価格だけでクリニックを選ぶのではなく、クリニックの雰囲気やカウンセリングの際の対応なども合わせて検討することが重要です。

一度カウンセリングを受けてみて、信頼できるクリニックで治療を開始するようにしましょう。

②診察料など総額でかかる費用を検討する

医療ダイエットの費用を検討する際は、治療費だけでなく、以下の費用も含めた総額を確認する必要があります。

POINT

総額の費用に含まれる項目

  • 初診料・再診料(0〜3,000円)
  • 血液検査などの各種検査費用(5,000円〜20,000円)
  • 薬剤費(月額10,000〜50,000円)
  • 通院のための交通費
  • キャンセル料(当日キャンセルで全額など)
  • 追加で必要となる検査費用

また、治療は長期間になるので、全体での費用も考慮しないといけません。

たとえば、月々の支払いが安くても、治療期間が長くなれば総額は高くなることがあります。

クリニックによっては、定期便やおまとめ便で総額が割引になるプランもあるので、支払い方法や割引制度についても確認することをおすすめします。

予算に合わせた無理のない治療計画を立てることが、継続的な治療につながります。

医療ダイエットがおすすめな人

医療ダイエットは、従来の食事制限や運動中心のダイエット方法とは異なり、医療技術を活用した減量が可能です。

特に自費診療では、個人の状態や目的に合わせて、さまざまな治療法から選択することができます。

以下のような方におすすめです。

POINT

医療ダイエットがおすすめな人

  • 食事制限や運動が苦手な人
  • リバウンドしたくない人
  • 短期間で効果を実感したい人
  • 部分痩せを希望する人

食事制限や運動が苦手な人

GLP-1受容体作動薬による治療では、食欲を抑制する効果があるため、無理な食事制限をせずに自然と食事量を減らすことができます。

薬剤の効果で満腹感が持続するため、我慢する必要がなく、ストレスなく継続しやすいです。

また、基礎代謝が上がる効果もあるため、激しい運動をしなくても体重減少が期待できます。

リバウンドしたくない人

医療ダイエットでは、急激な減量ではなく、体質改善を伴う持続的な効果が期待できます。

特にGLP-1受容体作動薬は、食習慣自体を改善する効果があり、治療終了後も新しい食生活を維持しやすくなります。

また、専門医による指導を受けられるため、リバウンドのリスクを抑えながら、健康的な体重管理が可能です。

短期間で効果を実感したい人

自費診療の医療ダイエットでは、即効性の高い治療を選択することができます。

GLP-1受容体作動薬では、早い場合は開始後1〜2ヶ月で体重減少が期待できます。

また、医療機器を使用した治療では、1回の施術でも効果を実感できる場合もあるでしょう。

仕事や予定に合わせて集中的に治療することも可能です。

部分痩せを希望する人

医療機器を使用した治療では、気になる部分を重点的にアプローチできます。

クールスカルプティングでは二の腕や腹部など、ピンポイントで脂肪を減らすことが可能です。

高周波治療やキャビテーションなども、部分痩せが望める治療法です。

通常のダイエットでは難しい、ボディラインの引き締めも期待できます。

当院の医療ダイエットにかかる費用

当院ではマンジャロやリベルサスをはじめとする、様々な医療ダイエット薬を処方しています。

扱っている治療薬は以下のとおりです。

⇨横にスクロールできます

医療薬名回数料金(税込)
マンジャロ 2.5mg4本(4週分)24,031円〜25,840円
マンジャロ 5.0mg4本(4週分)38,558円〜41,460円
マンジャロ 7.5mg4本(4週分)53,094円〜57,090円
マンジャロ 10mg4本(4週分)67,620円〜72,710円
オゼンピック 2.0mg1本20,832円〜22,400円
リベルサス 3mg30錠(30日)7,344円〜9,180円
リベルサス 7mg30錠(30日)13,936円〜17,420円
リベルサス 14mg30錠(30日)20,520円〜25,650円
ルセフィ5.0mg30錠(30日)13,464円〜16,830円
フォシーガ10mg30錠(30日)13,936円〜17,420円
カナグル100mg30錠(30日)11,112円〜13,890円
メトホルミン500mg60錠(30日)4,688円〜5,860円
防風通聖散60錠(30日)5,632円〜7,040円
※通常配送料:350 円|クール便(アルコール綿、注射針 込み):2,000 円
※診察料:1,480円

医療ダイエットついての相談ならONE CLINIC 恵比寿まで

医療ダイエットは、専門医の監督下で行われる科学的根拠に基づいたダイエット方法です。

GLP-1薬などを使用することで、さまざまな効果を期待することができます。

しかし、「保険適用されないなら費用面が不安」「できるだけ安く医療ダイエットを始めたい」という悩みを抱える方も少なくありません。

この記事を参考に、あなたの医療ダイエットについて検討してみましょう。

費用面が不安だからといって諦めるのではなく、医師と相談しながら、自分に合った方法を見つけることが大切です。

当院は、マンジャロをはじめとする、様々な医療ダイエット薬を用いた体重減少の実現をサポートしております。

医療ダイエットに興味がある方は、ぜひ一度気軽にご相談ください。

医療ダイエットの保険適用についてよくある質問

医療ダイエットの保険適用について、多くの方から質問が寄せられています。

ここでは、保険適用に関する疑問や気になる点について、具体的に解説します。

保険適用の条件はどのようなものですか?

保険適用の主な条件は、BMI35以上の高度肥満である場合に該当します。

また、BMI25以上で肥満関連の疾患がある場合も対象となります。

ただし、単なる美容目的での治療は保険適用外となりますので、医師による適切な診断と治療計画の作成が必要です。

肥満関連の疾患一覧
  • 耐糖能障害(2 型糖尿病・耐糖能異常など)
  • 脂質異常症
  • 高血圧
  • 高尿酸血症・痛風
  • 冠動脈疾患:心筋梗塞・狭心症
  • 脳梗塞:脳血栓症・一過性脳虚血発作(TIA)
  • 脂肪肝(非アルコール性脂肪性肝疾患/NAFLD)
  • 月経異常・不妊
  • 睡眠時無呼吸症候群(SAS)・肥満低換気症候群
  • 運動器疾患:変形性関節症(膝・股関節)・変形性脊椎症・手指の変形性関節症
  • 肥満関連腎臓病

GLP-1ダイエットは保険適用できますか?

GLP-1受容体作動薬を用いたダイエット治療は、基本的に保険適用外の自由診療となります。

マンジャロやオゼンピック、リベルサスなどの薬剤は、美容目的での使用の場合、全額自己負担です。

ただし、2024年2月に発売されたウゴービ(セマグルチド)については、特定の条件下で保険適用となります。

保険適用の条件として、BMI35以上で生活習慣病を合併している場合、もしくはBMI27以上で複数の健康障害がある場合に検討されます。

さらに、6ヶ月以上の食事運動療法を行っても改善が見られないことが条件となります。

保険適用の場合、費用はどのくらいかかりますか?

保険適用の場合、医療費の3割が自己負担となります。

初診料は3,000円から1万円程度、再診料は1,000円から3,000円程度です。

検査費用は5,000円から2万円程度で、栄養指導は1回1,500円から2,000円程度かかります。

ただし、医療機関によって料金は異なります。

肥満症と診断されれば必ず保険適用されますか?

肥満症と診断されても、すべての治療が保険適用されるわけではありません。

医師に治療が必要かどうかを判断してもらう必要があり、保険適用対象の治療法である必要があります。

美容目的の治療や、保険適用外の医療機器による治療は自己負担となります。

保険適用されるデメリットはありますか?

保険適用の場合、治療内容が限定されることがデメリットとして挙げられます。

食事・運動療法が基本となるため、即効性は期待できません。

また、定期的な通院と検査が必要で、治療期間が長期化する可能性があります。

さらに、選択できる医療機関が限られるという制約もあります。

保険適用されないメニューにはどのようなものがありますか?

美容目的のGLP-1受容体作動薬治療や、脂肪冷却療法は保険適用外です。

また、高周波治療や脂肪溶解注射、EMSマシン治療、キャビテーションなども自由診療となります。

これらの治療は全額自己負担となりますが、短期間での効果が期待できる場合があります。

どの治療法を選択するかは、目的や予算に応じて検討するようにしましょう。

医療ダイエットは基本的に保険適用外

この記事では、医療ダイエットの保険適用について解説してきました。

医療ダイエットは基本的に保険適用外ですが、特定の条件下では保険適用になる場合があります。

また、医療ダイエットで保険適用されない場合は、自費診療になるのですが、自費診療だとさまざまな治療法から選択することができます。

そして、自費診療のメニューでもダイエット効果に期待できるので、体重や体型にお悩みの場合は検討してみてください。

当院では、マンジャロやリベルサスをはじめとするGLP-1受容体作動薬をはじめとする、さまざまな治療薬をオンライン診療で処方しております。

理想の体型を目指すダイエットのサポートをしておりますので、治療薬を用いた医療ダイエットに興味がある方は、以下のボタンよりご相談ください。

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