マンジャロをやめたらどうなる?リバウンドのリスクを抑える方法や、やめた方がいいケースまで解説

「マンジャロをやめたらどうなるんだろう?」
「目標体重に達したからマンジャロをやめたい」

マンジャロは、医師の判断のもとで使用される医療用医薬品で、生活習慣の改善と併せて体重管理をサポートする目的で処方されることがあります。

本記事では、医師と相談のうえマンジャロの使用を中止した場合に起こりうる変化や、体重を安定させるための生活習慣のポイント、服用を見直すタイミングについて考えるヒントを紹介します。

※この記事は、消費者庁国民生活センター厚生労働省の発信する情報を基に、作成しています。
「総額表示」の義務付けに則り、税込価格にてご紹介しています。
※本記事で紹介している施術は保険が適用されず、自費診療です。

※自由診療(適応外使用)の場合、国の『医薬品副作用被害救済制度』の対象とならない可能性があります。

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目次

そもそもマンジャロとは?(なぜ食欲が抑えられるのか)

マンジャロは、GLP-1受容体とGIP受容体の両方に働きかける薬で、医師の管理のもと、食欲を自然に抑える作用や満腹感の持続に関与する*1とされています。

GLP-1受容体とGIP受容体の両方に働きかけることで、食欲が抑えられ、満腹感が持続しやすくなるとされています。

そのため、食事量を自然に減らしやすくなる方もいますが、このような働きは服用中に限られるため、中止後は食欲が戻りやすくなる点に注意が必要です。

とくに、服用をやめてから数週間のうちに食欲が強まり、体重が増加しやすくなると感じる方もいる*2ようです。

変化を防ぐには、ライフスタイルの工夫や中止のタイミングなども含めて、あらかじめ対策を考えておくことが大切です。

*1参考:マンジャロ  (チルゼパチド)「マンジャロ(チルゼパチド)の作用機序は?」|Lillu Medical
*2参考:Continued Treatment With Tirzepatide for Maintenance of Weight Reduction in Adults With Obesity|PMC研究論文

マンジャロをやめたらどうなる?

マンジャロの効果を実感したからこそ、やめた後の体調や体重の変化が気になる方も多いのではないでしょうか。

中止にともなう影響は人によって異なりますが、事前に起こりうる変化や注意点を知っておくことで、不安を軽減し、安心して次のステップに進めます。

以下では、マンジャロの中止に関して特に押さえておきたいポイントを紹介していきます。

食欲が元に戻る

マンジャロは、GLP-1受容体とGIP受容体の両方に働きかけることで、満腹感を持続させたり、自然と食事量を減らしたりすることが期待される薬です。

ただし、満腹感が続いたり、自然と食事量が減ったりする働きは、薬を使っている間に限られます。

中止後は約5〜6日*1で徐々に体内から薬の成分が減り、食欲が元に戻るように感じるケースも少なくありません。

実際に、一定期間の使用後にマンジャロをやめた場合、体重が再び増えやすくなる傾向が見られたという報告*2もあります。

そのため、中止を検討する際は、主治医と相談のうえで生活習慣の見直しや段階的な切り替えなどを行い、体重を安定して保てる工夫が大切です。

*1参考:「マンジャロ(チルゼパチド)の投与終了後の血糖降下作用が消失するまでの期間は?」マンジャロ (チルゼパチド)|Lilly Medical
*2参考:Continued Treatment With Tirzepatide for Maintenance of Weight Reduction in Adults With Obesity|JAMA

空腹に感じる

マンジャロは、胃の動きをゆるやかにし、満腹感を持続させるとともに、脳の中枢に働きかけて自然な食欲を抑える効果が期待できる薬です。

ただし、薬の作用はずっと続くわけではなく、使用をやめると血中の薬剤濃度が約5~6日*1で下がり、満腹感が薄れやすくなることがわかっています。

実際に行われた臨床試験では、投与を中止した方の多くで体重が徐々に戻り、空腹感も強まった*2という報告があります。

マンジャロをやめた後の変化を緩やかにするには、医師と相談しながら少しずつ減量したり、食事や運動の習慣を継続したりするなど、中止に向けた準備が大切です。

*1参考:「マンジャロ(チルゼパチド)の投与終了後の血糖降下作用が消失するまでの期間は?」マンジャロ (チルゼパチド)|Lilly Medical
*2参考:Continued Treatment With Tirzepatide for Maintenance of Weight Reduction in Adults With Obesity: The SURMOUNT-4 Randomized Clinical Trial|PubMed

血糖値が上昇しやすくなる

マンジャロは、食事のあとや空腹時にインスリンの分泌を助けたり、血糖を上げるホルモンであるグルカゴンの分泌を抑えたりするはたらきが特徴です。

ただし、マンジャロを中止すると薬の成分が体から減っていき、血糖値を下げる働きも弱まっていきます。

実際の研究でも、服用をやめた後に空腹時血糖やHbA1cが1.0~2.4%*上昇する傾向がみられたと報告されています。

そのため、使用をやめる際には医師と相談のうえ、食事や運動など生活習慣の見直しとともに、必要に応じて他の治療を検討することが大切です。

中止後の血糖値の変化には個人差があるため、定期的な血糖の確認も欠かせません。

*参考:Effect on Hemoglobin A1c (HbA1c) and Body Weight After Discontinuation of Tirzepatide, a Novel Glucose-Dependent Insulinotropic Peptide (GIP) and Glucagon-Like Peptide-1 (GLP-1) Receptor Agonist: A Single-Center Case Series Study|Cureus

副作用が軽減される

マンジャロを使用中にみられる吐き気や下痢、便秘などの消化器症状は、服用をやめると次第に軽くなる傾向があります。

マンジャロは体内にゆっくりと作用する薬であり、副作用も自然と落ち着いていくことが一般的です。

不快な症状が気になるときは、医師の指導のもとで徐々に減薬したり、制吐剤や整腸剤を取り入れたりすることで、よりスムーズな中止が期待できます。

副作用が心配な場合は、あらかじめ医療スタッフに相談しておくと安心です。

リバウンドのリスクを抑えるためのポイントとマンジャロのやめ方は?

マンジャロをやめたいと思っていても、具体的にどのようにやめるべきなのかわからない方もいらっしゃるでしょう。

中止のタイミングや方法によっては、せっかく得られた効果が短期間で失われてしまう可能性もあります。

無理のない形で治療を終えるためにも、いくつかの工夫や注意点を押さえておくと安心です。

以下では、具体的なポイントを紹介していきます。

段階的に減薬する

マンジャロ(チルゼパチド)を急にやめると、薬の血中濃度が短期間で急激に下がります。

結果として、体重が再び増えやすくなるため注意が必要です。

マンジャロを急にやめることで起こる身体の変化を抑えるには、医師の指導のもとで少しずつ用量を減らしていきましょう。

たとえば、週1回の投与量を10mgから7.5mg、5mg、2.5mgと段階的に減らしていく方法があり、マンジャロの中止を検討する際は、医師と相談しながら個別に適切な減薬計画を立てることが重要です。

急激な中止ではなく、段階的に用量を調整することで、体への負担を軽減できる可能性があります。

食事管理を徹底する

マンジャロの使用をやめた後は、薬の働きによる満腹感のサポートが弱まり、自然と食欲が増しやすくなる傾向があります。

そのため、体重の戻りを防ぐには、日々の食事を工夫して無理なくコントロールすることが大切です。

POINT

食事管理のポイント

  • 毎日3食の規則正しい食事を摂る
  • 穀類を毎食摂取する
  • 主食、主菜、副菜を基本に食事する
  • 野菜・果物、牛乳・乳製品、豆類、魚なども組み合わせる
  • 食塩を控え、脂肪の質と量も考慮する

参考:食生活指針について|農林水産省

上記に加えて、食事や体重のセルフモニタリングを習慣にすることも効果的です。

たとえば、食事記録アプリを使って食べたものを記録すると、食生活を客観的に見直しやすくなります。

さらに、毎日決まった時間に体重を測ることで、小さな変化にも気づきやすくなります。

食事の工夫を続けることで、薬をやめた後も体重が大きく戻るのを抑えやすくなるでしょう。

運動習慣を身につける

マンジャロをやめた後も体重を維持するには、運動習慣を続けて基礎代謝を保ちましょう。

たとえば、週に3~5回、1回30~60分ほどのウォーキングを習慣にする*ことで、年間の体重増加を抑えやすくなるといわれています。

また、週に2~3回*2、スクワットや腕立て伏せなどの筋トレを取り入れることで、筋肉量を保ち、日常生活で消費するエネルギーも増やしやすくなります。

POINT

運動の種類

  • 有酸素運動
  • ストレッチング
  • 筋力トレーニング
  • バランス運動

参考:健康づくりのための運動とは|公益財団法人長寿科学振興財団

適度な運動を継続しながら、体重や食欲の変化を記録しておくと、自分に合ったペースで管理しやすくなります。

無理のない範囲で体を動かす習慣をつけておくことで、薬の効果が落ち着いた後も、リバウンドを防ぎやすくなると考えられています。

*参考:健康づくりのための身体活動・運動ガイド 2023(案)|厚生労働省

自己判断で中止しない

マンジャロを自己判断で急にやめてしまうと、体にかかっていた薬の働きが一気に失われ、体重のリバウンドや血糖値の変動などのリスクが高まりやすくなります。

実際に、GLP-1受容体作動薬を自己中断した場合、臨床試験では減少した体重の約半分が戻り、血糖値の指標も悪化したという報告*があります

一方で、医師と相談しながら少しずつ減らしていった方では、半数以上がその後も体重を保ち、さらなる減少につなげた例もあります。

突然やめた方と比べて、計画的に進めたほうが良い結果につながりやすいと考えられています。

薬をやめるかどうかを考えるときは、必ず主治医と相談のうえ、自分の体に合った方法を一緒に見つけていくことが大切です。

*参考:GIP/GLP-1受容体作動薬を中止したら減らした体重の多くが1年でリバウンド 投与を継続するとさらなる減量効果 糖尿病のない肥満患者|糖尿病リソースガイド

マンジャロをやめたほうがいいケース

マンジャロは、すべての人に継続が適しているとは限りません。

体調の変化やライフスタイルの見直しなど、さまざまな理由から中止を検討すべきケースもあります。

以下では、マンジャロをやめたほうがいいと考えられる代表的な状況について紹介します。

※治療の中止や変更は、必ず医師の判断のもとで行われます。自己判断で中止しないでください

重篤な副作用や健康被害が出た場合

マンジャロは、比較的安全性の高い薬とされていますが、ごくまれに体調に影響を及ぼすことがあります。

POINT

マンジャロによる重篤な副作用

  • 甲状腺がん(C細胞腫瘍)のリスク
    動物実験で発生が確認されており、人でもごくまれに起きる可能性がある
  • 急性すい炎
    激しい腹痛や背中の痛み、吐き気・嘔吐などが現れることがある
  • 重い低血糖
    インスリンやスルホニル尿素剤など他の薬を使っている人は、意識がもうろうとしたり失神したりする重い低血糖を起こすことがある
  • アレルギー反応・アナフィラキシーショック
    吐き気や下痢などで体から水分が失われ、腎臓の機能が急に悪くなることがある
  • 重い胃腸の症状
    繰り返し強い吐き気や嘔吐、下痢が起きる場合は、体の水分バランスが崩れて腎機能が悪化する恐れがある
  • 糖尿病網膜症の悪化
    血糖値が急に下がった場合に、糖尿病網膜症(目の病気)が一時的に悪化することがある
  • 胆のう炎・胆石などの胆のうの病気
    胆のう痛(みぞおちの右側や背中の痛み)、吐き気、発熱など、胆のうや胆管に炎症が起きることがある

参考:GLP-1 受容体作動薬及び GIP/GLP-1受容体作動薬の適正使用について|厚生労働省
参考:重要な副作用等に関する情報|厚生労働省

また、過去に甲状腺のがん(特に髄様がん)の診断歴がある方や、家族に病歴がある場合は、使用が推奨されていません*。

のどの違和感や飲み込みにくさなどの症状が出たときも、早めに医療機関を受診してください。

上記のような症状が発生したら、自己判断で服用を続けず、少しでも体調に不安を感じたら、必ず医師に相談してください。

早めの対応が、安心して治療を続けるための第一歩になります。

*参考:マンジャロ|JAPIC添付文書

治療目標を達成した場合

マンジャロは、一定の体重減少や血糖値の目標を達成したら、継続による副作用リスクや費用面についても見直すことが大切です。

日本では、マンジャロの減薬や中止に関して明確な標準手順は定められていません。

そのため、使用をやめる際は、医師と相談しながら一人ひとりの体調や経過に応じて、適切な進め方を決めていくことが大切です。

急激な中止よりも段階的な調整が推奨される場合がありますが、具体的な方法は患者の状態に応じて医師が判断します。

安全に続けるためにも、自己判断せず、必ず医師と相談しながら進めるようにしましょう。

効果が十分に得られない場合

マンジャロは、体重の減少や血糖の改善を目的として使われる治療薬ですが、ある程度の期間使用しても十分な効果がみられない場合は、継続するかどうかを一度見直す必要があります。

海外の医療ガイドライン(英国NICE)では、一定期間の治療で十分な体重減少効果が得られない場合、治療継続のメリットとリスクを再評価し、中止や他の治療への切り替えを検討する*1ことが推奨されています。

具体的な基準は各ガイドラインによって異なりますが、一般的には治療開始から数ヶ月経過しても目標とする体重減少が達成されない場合が目安とされています。

上記は、体重があまり減っていないと、心血管リスクの改善など十分な健康効果が得られにくいためです。

その場合、別のGLP-1受容体作動薬への変更や、SGLT2阻害薬との併用、あるいは生活習慣の見直し*2など、他の方法に切り替えることも選択肢になります。

今の治療を続けるべきか、別の方法を試すべきかは、これまでの経過や生活スタイルもふまえ、医師とよく話し合ったうえで判断することが大切です。

*1参考:【チルゼパチド(マンジャロ皮下注)】に関する公的分析の結果
*2参考医療用医薬品 : マンジャロ

マンジャロを一度やめたら再開できる?

マンジャロの使用をいったん中止したあと、体重が戻ってきた、食欲のコントロールが難しくなったなどの理由で「また使いたい」と思うこともあるかもしれません。

そんなとき、もう一度始めても大丈夫なのか、どのような手順が必要なのか、不安を感じる方もいらっしゃるでしょう。

以下では、再開にあたって気をつけたいポイントを紹介します。

医師の判断が必須

マンジャロは、一度中止した後に再び使用する際には、必ず医師の判断が必要です。

再開前には、これまでの体調や検査結果、中止していた期間などをもとに、使用を再開するかどうか、またどのような用量から始めるかを慎重に検討します。

投与を忘れた場合の対応については、次回投与予定日まで3日間(72時間)以上であれば忘れた分を投与し、72時間未満であれば次の予定日まで待つこと*が定められています。

長期間中止していた場合の再開方法については、添付文書上で明確な規定がないため、医師が患者の状態を総合的に評価して個別に判断することが必要です。

再開後は、体重や血糖値、体調の変化を確認しながら、医師のサポートのもとで進めていくことが大切です。

必要に応じて、食事や運動のアドバイスを受けたり、体に合った薬の使い方を一緒に考えたりすることもあります。

*参考:医薬品インタビューフォーム

自己判断で再開してはいけない

マンジャロ(チルゼパチド)は、一度やめたあとに「自己判断で再開すること」は避けてください。

体への負担が大きくなり、副作用や体調悪化につながるおそれがあります。

再び使う場合は、過去の服用状況や体調を医師が確認したうえで、適切な方法で再開する必要があります。

中止期間の長さや患者の状態に応じて、医師が個別に判断します。

また、再開後は体重や食欲、血糖の変化を定期的に確認し、必要に応じて食事や運動のサポートを受けることが大切です。

安全のためにも、再開を考えるときは必ず医師に相談し、指示に従いましょう。

マンジャロをやめてリバウンドしたらどうすべき?

マンジャロの使用を終えたあと、体重が少しずつ戻ってきたと感じる方もいるかもしれません。

せっかくがんばって減量したにもかかわらず、リバウンドの兆しが見えると、不安や焦りがつのるものです。

以下では、マンジャロを中止したあとに体重が増えてしまった場合、どのような点に注意すればよいのかを紹介します。

医師に相談する

マンジャロをやめたあと、再び食欲が増したり、体重が少しずつ戻ってきたりすると、戸惑いや不安を感じる方も多いでしょう。

ただし、リバウンドがあった場合でも、自己判断で再開するのは避けるべきです。

実際に、厚生労働省ガイドライン*でも、自己判断での再開は避けるよう呼びかけられています。

体調や服用履歴によって再開方法は変わるため、医師の診察を受けることが大切です。

たとえば、中止していた期間や体の状態によっては、再開時の用量を調整したり、再評価が必要になることがあります。

医療機関では、体重や血糖値、消化器症状の有無などを見ながら、再開後の経過も丁寧に確認していきます。

リバウンドが起きたとしても、あわてずに医師と相談しながら対応すれば、無理のない形で健康を見直していけるでしょう。

*参考:最適使用推進ガイドライン チルゼパチド|厚生労働省

生活習慣を見直す

マンジャロの使用をやめたあとに体重が増えた、食欲が強くなったと感じた場合は、生活習慣を見直すことが大切です。

POINT

生活習慣改善の具体的な方法

  • 適度な運動を毎日続ける
    今より10分多くからだを動かし、無理せず毎日続ける
  • 禁煙する
    多くの有害物質を含むたばこは、健康にさまざまな悪影響をもたらすため注意する
  • 塩分を控える
    塩分は、1日男性7.5g未満、女性6.5g未満の摂取が適量のため、高血圧や動脈硬化を予防するためにも、塩分控えめの食事を心がける
  • 油っぽいものを控える
    油を使った食事はなるべく控える
  • 主菜は肉より魚を心がける
    魚に含まれる油には、コレステロール値を低下させる働きがあるため、積極的に摂取する
  • 野菜を摂取する
    なるべく1日に350g以上の野菜を摂取する
  • お酒はほどほどにする
    飲み過ぎに注意し、1週間に1日は休肝日をもつようにする
  • 毎食後歯を磨く
    むし歯や歯周病を防ぐために、丁寧なブラッシングを心がける
  • ストレス解消する
    ストレスは、健康のバランスを崩す原因のため注意する
  • 規則正しい睡眠をとる
    夜ふかしを控え、規則正しい睡眠を心がける

参考:生活習慣改善10カ条|全国健康保険協会

すべてを一度に実践しようとすると大変に感じるかもしれませんが、できそうなことから少しずつ取り入れていくといいでしょう。

また、自分だけで管理するのがむずかしいと感じたときは、かかりつけ医や管理栄養士、運動指導の専門家などに相談してみるのも方法の一つです。

一人で抱え込まず、必要なサポートを受けながら、無理のない範囲で続けていくことが、リバウンド予防にもつながります。

必要に応じて薬物治療の再開する

マンジャロをやめたあとに体重の増加や食欲の変化が気になる場合、生活習慣を見直しても思うように改善しないこともあります。

リバウンドが気になるときは、医師の判断のもとで、再び薬によるサポートを検討することがあります。

ただし、厚生労働省ガイドライン*1では、原則として中止後6ヶ月以上の食事・運動療法を実施した後の再開が推奨されています。

再開にあたっては、これまでの服用歴や体調、副作用の有無などをふまえ、少ない量から慎重に始めることが一般的です。

医療機関では、定期的に体重や血糖値、体調の変化を確認しながら、無理のない形で治療を進めていきます。

また、必要に応じてマンジャロ以外の治療薬に切り替えるケース*2もあります。

いずれの場合も、自己判断で始めるのは避け、医師としっかり相談したうえで、自分に合った方法を選ぶことが大切です。

*1参考:最適使用推進ガイドライン チルゼパチド|厚生労働省
*2参考:「マンジャロ(チルゼパチド)から他剤への切替え方法と注意点は?」マンジャロ (チルゼパチド)|Lilly Medical

【マンジャロ卒業までの全体像】リバウンドのリスクを抑える3つのフェーズ

マンジャロを使い始めたとき、「いつかは薬をやめられるのだろうか」と不安や疑問を感じた方もいるかもしれません。

実際のところ、治療の区切り方は人によって異なり、慎重な計画が求められます。

整った体調や体重を保つためには、段階的な準備が必要です。

以下では、マンジャロを卒業するにあたって、リバウンドのリスクを抑えるために押さえておきたい3つのステップを紹介します。

治療の中止や変更は、必ず医師の判断のもとで行われます。自己判断で中止しないでください

フェーズ1:開始〜効果実感

マンジャロを始める際は、まず週1回2.5mgという少ない量からスタートし、体の様子を見ながら少しずつ量を増やしていく方法が一般的です。

ゆるやかに増量することで、吐き気やお腹の不調などを感じにくくし、安心して治療を続けやすくなります。

また、服用とあわせて食事の内容を見直すことも大切です。

たんぱく質を摂取し、食物繊維が豊富な野菜を多めに取り入れながら、全体のカロリーを無理のない範囲で調整します。

目安としては、体重1kgあたり1.2~1.5gのたんぱく質(一般的な健康維持では1.0g以上)や、1日350g以上*の野菜などがよいとされています。

薬の力だけに頼らず、生活習慣と一緒に整えていくことで、より穏やかに変化を感じやすくなります。

まずは焦らず、少しずつ体を慣らしていきましょう。

*参考:野菜1日350gで健康増進|厚生労働省

フェーズ2:用量アップの判断

マンジャロを少ない量でしばらく続けていると、体重や食欲の変化が落ち着いてくることがあります。

用量を増やす場合、医師の判断のもとで、2.5mgずつ段階的にお薬の量を増やしていく方法がとられることがあります。

たとえば、2.5mgからスタートした場合、4週間ごとに5mg、7.5mg、10mg*のように、少しずつ調整していくことが一般的です。

用量をゆるやかに増やすことで、体調への負担を軽減しながら、変化をもう一度引き出しやすくなります。

マンジャロの調整は自己判断せず、必ず医師と相談のうえで行いましょう。

*参考:医療用医薬品 : マンジャロ

フェーズ3:計画的な中止方法

マンジャロをやめる際は、必ず医師と相談のうえで中止時期を決めることが重要です。

マンジャロは週1回投与の注射薬で血中濃度が徐々に低下するため、通常は最後の投与をもって中止となりますが、個人の状況に応じて医師が適切な中止方法を判断します。

POINT

急にマンジャロをやめるリスク

  • 急に食欲が戻り、食べる量が増える
  • 体重が元に戻ったり、むしろ増えてしまう(リバウンド)
  • 血糖値が高くなる
  • 健康状態がもとに戻る

たとえば、15mgから始まった場合、4週間ごと*に少しずつ減らしながら、最終的には間隔をあけていき、自然に卒業していく流れが一般的です。

各段階で体調を確認しながら進めることで、リバウンドのリスクを抑えることができます。

そして何より大切なのは、マンジャロを使っていた間に身につけた食習慣をやめないことです。

食生活や生活リズムを整えることが、薬に頼らず体重をキープする鍵になります。

卒業後こそ、日々の習慣が力を発揮するときです。

*参考:医療用医薬品 : マンジャロ

マンジャロに関するよくある質問

以下に、マンジャロについてよくある質問とその回答をまとめました。

マンジャロをやめると体重はどうなりますか?

マンジャロの使用をやめると、体重が戻りやすくなる傾向があることが報告されています。

ある試験では、使用を中止したグループで1年後に減った体重の一部が再び増えたという結果*も出ています。

上記は、薬の作用で保たれていた満腹感が中止後に弱まるためと考えられています。

使用中の変化と中止後のリスクの両方を理解したうえで、体調管理や生活習慣の見直しに取り組むことが大切です。

*参考:チルゼパチドの使用中止で体重はリバウンド|日経メディカル

マンジャロをやめるときはどうしたらいいですか?

マンジャロをやめる際は、自己判断で中止せず、医師と相談しながら段階的に量を減らしていくことが大切です。

医師と相談の上、個別の状況に応じて適切な方法を検討してマンジャロを中止しましょう。

やめたあとの数ヶ月は体調をこまめに確認し、必要に応じて医師と対応を相談することで、安心してマンジャロを卒業することができます。

マンジャロはいつやめればよいですか?

3〜4ヶ月間投与しても十分な体重の変化が見られない場合は、厚生労働省のガイドライン*に基づき投与中止を検討することが定められています。

効果とリスクのバランスをふまえ、中止や他の治療への切り替えを検討することもあります。

中止する際は、急にやめるのではなく、用量や投与間隔を少しずつ減らしていく方法が一般的です。

*参考:最適使用推進ガイドライン チルゼパチド|厚生労働省

マンジャロをやめたら食欲は戻りますか?

マンジャロを中止すると、食欲が戻りやすくなるとされています。

そのため、中止は自己判断で行わず、医師と相談しながら少しずつ減らしていくことが大切です。

あわせて、食事や運動の習慣を整えることで、リバウンドを防ぎやすくなります。

マンジャロを自己判断でやめても大丈夫ですか?

マンジャロは、自己判断でやめるのは避けるべきです

突然中止すると、食欲や体重が急に戻る可能性があるため、必ず医師と相談しながら進めましょう。

中止後も医師のフォローを受けながら、無理のない方法で調整していくことが大切です。

当院の医療ダイエットにかかる料金

当院ではマンジャロやリベルサスなどのGLP-1ダイエット薬や内服薬など、あらゆる医療ダイエット薬を処方しています。

当院で取り扱っている治療薬は、以下のとおりです。

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医療薬名回数料金(税込)
マンジャロ 2.5mg4本(4週分)24,031円〜25,840円
マンジャロ 5.0mg4本(4週分)38,558円〜41,460円
マンジャロ 7.5mg4本(4週分)53,094円〜57,090円
マンジャロ 10mg4本(4週分)67,620円〜72,710円
オゼンピック 2.0mg1本20,832円〜22,400円
リベルサス 3mg30錠(30日)7,344円〜9,180円
リベルサス 7mg30錠(30日)13,936円〜17,420円
リベルサス 14mg30錠(30日)20,520円〜25,650円
ルセフィ5.0mg30錠(30日)13,464円〜16,830円
フォシーガ10mg30錠(30日)13,936円〜17,420円
カナグル100mg30錠(30日)11,112円〜13,890円
メトホルミン500mg60錠(30日)4,688円〜5,860円
防風通聖散60錠(30日)5,632円〜7,040円
※通常配送料:350 円|クール便(アルコール綿、注射針 込み):2,000 円
※診察料:1,480円

ダイエットでお困りなら当院のオンライン診療まで

ダイエットに取り組んでいるなかで、思うように結果が出なかったり、リバウンドをくり返したりすると、不安や焦りを感じることもあるかもしれません。

とくに、薬を使った体重管理には専門的な知識が必要で、自己判断で進めることにはリスクも伴います。

だからこそ、今の状態や悩みに合わせて、医師と一緒に無理のない方法を見つけていくことが大切です。

当院では、マンジャロを含む体重管理のご相談にも対応したオンライン診療を行っております。

ご自宅から気軽に受診いただけますので、ひとりで悩まず、まずは医師にご相談ください。

※自由診療(適応外使用)の場合、国の『医薬品副作用被害救済制度』の対象とならない可能性があります。

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